文字サイズ

Q3. 誰のせいで失敗したのでしょうか?

次のような3つのシーンに置かれたとき、あなたならどんなことを考えますか?
あなたのとなりには友人や同僚がいます。彼(彼女)がいったセリフに対するあなたの考えとして、3つの選択肢のなかから自分の思いつきにいちばん近いものを1つ選んで「計算する」をクリックして合計点を出してください。

誰のせいで失敗したのでしょうか?

Scene1

休日に仲間とハイキングに出かけることになりました。ところが、あなたが待ち合わせ場所に到着するや否や、雨が降り出してきました。

友人「この前、あなたが『今日は晴れる』と言っていたけど、ウソだったね」

Scene2

スポーツ観戦のとき、あなたが応援するチームが負けてしまうことがよくあります。今日もテレビで野球を観ていたら、ひいきのチームが負けてしまいました。

友人「あなたが応援するところはいつも負けじゃない?」

Scene3

あなたは昨日、徹夜をして会議用の資料を作成しました。ところが会議当日、資料にいくつかのミスが見つかりました。

同僚「この資料にミスがあったよ」

Scene1~3合計:0点

失敗は成功のもと 自分を責めすぎるとストレスに

失敗したときの思考には「外罰型」「内罰型」「無罰型」のタイプがある

失敗したときの思考には、大きく分けて3つのタイプがあります。1つは「外罰(がいばつ)型」といって、責任の所在を自分以外に求めるタイプです。2つめは「内罰(ないばつ)型」といって、すべての責任は自分にあると考えます。3つめの「無罰(むばつ)型」は、責任の所在を深く追求しないタイプです。
外罰型は、失敗したというストレスを外にぶつけており、自分を責めて悲観的になることはありませんが、周囲からは「何でも人のせいにする無責任なやつ」と思われかねないので注意が必要です。
誰も責めていない無罰型は、温厚な楽天家といえますが、問題をはぐらかしたり、うやむやにしてしまうところがあります。このような性格は、ストレスはたまりにくいのですが、問題を先送りにしてしまうため、あとで身動きが取れなくなることがあります。
もっともストレスをためやすいのが内罰型です。部下の失敗を自分の指導力不足と考える上司、夫が浮気をするのは自分に魅力がないからだと卑下する妻などなど……。内罰型の人は、自分のミスはもちろん、他人のミスまで自分の非にしてしまいがちです。さらに、他人のミスの尻拭いまでやってしまうため、常に責任を押し付けられてしまいます。こうして、「やはり自分が悪いのだ→だから自分はダメ人間なんだ」という悪循環に陥るのです。
このテストで2点以上だった人は内罰型の傾向があり、4点以上だった人は内罰型の度合いが強くて、かなりストレスがたまっていると考えられます。失敗したときは反省も必要ですが、必要以上に自分を責めるのはよくありません。「失敗しても人生すべてが終わるわけじゃない」と、少し楽観的に考えてみましょう。

自分に対する「言い訳」を用意して、心の負担を減らそう

どうしても自分を責めてしまうという人には、「セルフ・ハンディキャップ」といって事前に予防線を張るという手もあります。学生時代、試験前にテレビに見入ってしまったり、大きな大会の前に練習をさぼってしまったという経験はないでしょうか?
これは、結果が振るわなかったときのために、あなたは無意識のうちに「テレビを見てしまったから」「あまり練習しなかったから」という言い訳、つまりセルフ・ハンディキャップを用意していたわけです。
同じように「徹夜で資料をつくったから」「二日酔いだったから」というセルフ・ハンディキャップがあれば、自尊心は傷つかずにすみます。ただし、これは自分の心を守るための考え方として活用してください。周囲に対して、いつもセルフ・ハンディキャップで言い逃れをしていたのでは、信頼を失いますからご注意を。

▼アドバイスを見る!