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Q8. 突然のアクシデント、どう切り抜けますか?

あなたが自転車に乗って走っているところを想像してください。さて、急な坂道を下っている途中で、ブレーキが効かないことに気づきました。あなたなら、どうしますか?
4つの選択肢からあなたがとるであろう行動を1つ選んでください。

突然のアクシデント、どう切り抜けますか?

質問項目

あなたの選んだ行動は…

自分の人生に対する「コントロール感覚」を大切に

慢性的な強いストレスはやる気を奪う

人は強いストレスに長時間さらされると、自分のしていることに意味を見い出すことができなくなり、無気力になることがあります。これは、やる気のスイッチが入らなくなった状態、すなわちコントロール感覚が欠如した状態です。
心理学者のセリングマンは、「何をやっても無駄だとわかると、動物は何もしなくなる」という学習性無気力感を、犬を使った実験で証明しました。実験では、まず犬に電気ショックを与えます。このとき、「鼻でスイッチを押せば電流を止めることができる群」と「何をしても電流を止めることができない群」に分けて経過を観察します。電流が流れると、犬は何とかしてその状況から逃れようとします。電流を止めることができる群の犬たちは、鼻でスイッチを押すと電流が止まることを次第に学習していきます。しかし、電流を止めることができない群の犬たちは、どうしても電気ショックの苦痛から逃れられないので、何をしても無駄だということを学習したことになります。
次に、これらの犬たちを低い柵で囲まれた場所に置き、床に電流を流します。このとき、鼻でスイッチを押すことを学習していた犬たちは、柵を飛び越えて外に出るという逃げ方をマスターするのですが、何をしても無駄だということを学習した犬たちは、逃げることをせず、ただ苦痛に耐えることしかできなかったのです。

自分が達成したことを確認してコントロール感覚を取り戻そう

人間も自分の力でコントロールできない状況に長く置かれると、実験の犬たちのように、次第に無気力になってきます。このQでは、突然のアクシデントへの対処の仕方から、あなたのコントロール感覚の強さを測ることができます。
3または4を選んだ人は、自力でアクシデントを回避しようとしており、コントロール感覚は比較的強いといえます。なかでも危険を承知で飛び下りることを選んだ人は、チャレンジ精神が旺盛、足をブレーキ代わりにすることを選んだ人は安定志向型といえるでしょう。1のように他人に助けを求めるという方法は自力でのコントロールをあきらめてはいるものの、何とかしてアクシデントを回避したいという気持ちは感じられます。決して逆境に強いタイプとはいえませんが、コントロール感覚はかろうじて残っています。
2のそのまま下りるというのは、もっとも消極的な行動です。「人生なんて自分でコントロールできるものではない。すべては運まかせ」といった姿勢が見て取れます。2を選んだ人は、慢性的にストレスがたまっており、無気力になっているのかもしれません。自分が達成したことを常に確認するようにして、コントロール感覚を取り戻す必要があります。

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