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Q17. 最近やけに疲れやすくなっていませんか?

最近1カ月の体調について質問します。各質問について、(1)よくある、(2)たまにある、(3)めったにない、(4)まったくない――のなかから1つを選択したら、「計算する」をクリックして合計点を出してください。

最近やけに疲れやすくなっていませんか?

質問項目

(1)よくある、(2)たまにある、(3)めったにない、(4)まったくない
質問 (1) (2) (3) (4)
1. 寝つきが悪い
2. 食欲がない、あるいは過食ぎみ
3. 疲れやすく、疲労感がある
4. 便秘あるいは下痢
5. 朝、起床時にからだが重い
6. 胃がムカムカする、あるいは痛む
7. 頭痛がする
8. 肩がこる
9. 腰が痛い
10. 【男性の場合】性欲減退あるいは勃起不全、【女性の場合】月経不順
11. めまいがする

あなたの合計点:0点

その不調はストレスが原因かもしれない

心の不調がからだの病気をもたらす

「病は気から」という言葉がありますが、精神的なストレスから体調を崩すケースは少なくありません。休日にゆっくりからだを休めることで、元気を取り戻すことができるうちはよいのですが、ストレスをうまく解消できないでいると、胃潰瘍や高血圧、心筋梗塞などといった「からだの病気」が引き起こされることがあります。
わたしたちのからだは、「自律神経系」「内分泌系」「免疫系」の3つの働きがバランスを保つことで、健康を維持しています。しかし、ストレスが過剰になると、これらのバランスが乱れるため、からだのあちこちにさまざまな不調が表われてくるのです。
このように、心がもたらすからだの病気を「心身症」といいます。合計点が9点以上だった人は要注意です。

合計点
4点以下の人……自律神経のバランスは、ほぼ保たれている
5~8点の人……自律神経のバランスが少し気がかり
9~15点の人……自律神経のバランスが乱れ気味
16点以上の人……心身症の危険が高い

バランスの乱れが胃腸の不調や、高血圧、頭痛などの原因に

自律神経とは、体温や血圧、性機能、体内の水分、内臓の機能などを調節している神経で、自分の意思とは関係なく働いています。
自律神経には、身体機能を促進させる「交感神経」と、抑制する「副交感神経」があり、両者はシーソーのようにバランスを保っています。しかし、ストレスが過剰になると、このバランスが崩れることがあります。
自律神経のバランスが崩れることによって、胃腸の働きが亢進したり、低下したりすると、胃潰瘍や十二指腸潰瘍、便秘や下痢が起こります。また、心臓に負担がかかって、高血圧や心筋梗塞の原因になることもあります。頭痛や肩こり、腰痛などにも、ストレスによる自律神経の乱れが関係していることがあります。

ストレスによって脳からの指令も混乱

自律神経は自らバランスをとっているのではなく、脳の視床下部という部分が交感神経と副交感神経の切り替えを行なっています。視床下部は食欲や性欲など本能的な欲求や、からだの機能を調節するためのホルモン分泌も司っており、ホルモン分泌は免疫系の働きにも深く関わっています。
脳がストレスを感じると、視床下部の司令によって自律神経のスイッチが切り替わり、同時に内分泌系や免疫系も作動して、からだをストレスから守ろうとします。しかし、長時間ストレスにさらされていると、自律神経系、内分泌系、免疫系がバランスを崩してうまく機能しなくなり、内臓の病気だけでなく、食欲不振や過食症、糖尿病やアレルギーなどといったさまざまな病気や症状を招くことになるのです。

からだの不調は心とからだ、両面からのチェックが必要

ただし、からだの不調にはストレスが関与しない場合もあります。なんらかの症状がみられるときは、心とからだ、両面からのチェックが必要です。そして、不調にストレスが関係している、つまり心身症と診断された場合は、からだの治療はもちろんのこと、心理的・社会的な面を見直すことも必要です。

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