カラダに効く旬の食材

4月5日配信
連載第1回

キャベツ……胃腸にやさしく、がん予防にも効果が期待される

【監修】 小池澄子 先生 管理栄養士、料理研究家

 

 

主な栄養成分

ビタミンC/ ビタミンE / ビタミンK / ビタミンU / カリウム / 食物繊維

 

その他の有効成分

ジチオールチオニン / インドール / フラボノイド / アミノ酸


キャベツの効用


胃腸をやさしく守ります
 キャベツに含まれるビタミンUやKは胃腸のこわれた組織を再生したり潰瘍を治す効果があり、胃潰瘍や十二指腸潰瘍の予防にも役立ちます。
 キャベツは胃腸を守る野菜というイメージがあるのはこのためで、ビタミンUとの関係でキャベツを連想させるネーミングの胃腸薬もあるほどです。

止血や骨粗しょう症予防に役立ちます
 キャベツに含まれるビタミンKには、血液凝固因子を活性化したり、カルシウムを骨に沈着させる働きがあり、止血や骨粗しょう症予防の効果もあります。

外食でのビタミンC補給に、刻みキャベツは残さず食べて!
 淡色野菜の中ではビタミンCの含有量の多さはトップクラスで、外葉、芯に近い部分、内側の葉の順に多く含まれています。中でも、柔らかく生食向きの春キャベツは、ビタミンCを確保するのに有効です。
 料理に添えられた刻みキャベツは、外食が多い人やビタミンCの消耗が多い喫煙者には残さず食べてほしいものです。

がん予防や動脈硬化の予防に
 キャベツには抗がん成分の葉緑素、ジチオールチオニン、インドール、フラボノイド、ビタミンE・Cなどが含まれ、キャベツジュースはがん予防に有効とされています。動脈硬化の予防にも効果的です。


 
 
○芽キャベツはビタミンCが多く、4個で1日の推奨量100mgが摂れます。

○ビタミンCもUも熱に弱いので、キャベツは生で塩もみにしたり、さっとゆでたり炒めるのがおすすめ。生でも水にさらすとビタミンCが失われるので、切ってからさらさないようにしましょう。

○キャベツ独特の青くささが苦手な人は、酢を加えると食べやすくなります。千切りキャベツには、レモン汁をかけてもおいしく食べられます。
 

 

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【監修】 小池澄子 先生
      管理栄養士、料理研究家

女子栄養大学生涯学習講師ほか、複数の大学で非常勤講師を勤める。食と自然と人を結ぶネットワーク有限会社カナ代表。企業やクリニックで健康管理に関わり、保育園や地域で子育て支援、栄養相談、離乳食教室、講演など行っている。栄養、料理、農場を通じて心と体と社会の健康を高める情報やレシピを提供し、“命を繋げてゆく食”を柱に食育活動展開中。著書に『簡単でおいしいおやつ』(かもがわ出版)、『おいしい山歩き』(大月書店)、『ステップアップ離乳食』(学習研究社)、『初めての離乳食』(ベネッセコーポレーション)、『黒豆健康生活』(青春出版)など多数。