カラダに効く旬の食材

5月6日配信
連載第2回

かつお……年2回旬がある魚。皮膚炎や疲労回復、貧血の予防に

【監修】 小池澄子 先生 管理栄養士、料理研究家

 

 

主な栄養成分

たんぱく質 / 鉄 / カリウム / ナイアシン / ビタミンB1 / ビタミンB2 / ビタミンB12 / ビタミンD

 

その他の有効成分

タウリン


かつおの効用


皮膚炎や胃腸疾患、不眠の予防に役立ちます
 かつおにはナイアシンというビタミンB群が豊富。100gの切り身に19rが含まれ、その一切れで成人男性の1日のナイアシン推奨量(15r)をまかなうことができます。ナイアシンは不足すると、皮膚炎や胃腸疾患、不眠、無気力などの症状が出やすくなるとされています。

栄養補給や疲労回復、貧血予防に役立ちます
 かつおは良質のたんぱく質、ビタミンB群、タウリン、鉄などが豊富。栄養補給や疲労回復、貧血予防に役立ちます。

骨の健康を守ります
 かつおには鉄やカルシウムの吸収をよくするビタミンDが多く含まれています。


 
薬食メモ
 
○かつおの旬は年2回。「初がつお」と呼ばれるのは、5月頃、エサを求めて房総沖を北上するもので、春の味覚の代表です。「初がつお」は特に脂肪が少なく、低エネルギーです。

○「戻りがつお」とは、秋の海でエサを食べて成長して産卵のために南に戻ってきたかつおのこと。初がつおに比べて、脂肪の含有量が多くDHAも豊富です。濃厚な味わいなので、表面を直火であぶった「たたき」でおいしく食べられます。

○刺し身やたたきに添えるにんにくは生臭さを消すだけでなく、かつおに含まれるビタミンB1の吸収を高めるはたらきもあります。

○かつおの加工品であるかつおぶしにも、ナイアシンなどの栄養素が凝縮されています。保存性もよいので登山時の非常食などにも用いられます。

○すまし汁のだしに使うなら、血合いの入っていない削り節のほうがくせがなく上品な風味に仕上がります。煮物やけんちん汁などには、血合いを含む削り節のほうがしっかりした濃厚な味に仕上がります。
 

 

過去のヘルシーレシピ レシピ一覧

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【監修】 小池澄子 先生
      管理栄養士、料理研究家

女子栄養大学生涯学習講師ほか、複数の大学で非常勤講師を勤める。食と自然と人を結ぶネットワーク有限会社カナ代表。企業やクリニックで健康管理に関わり、保育園や地域で子育て支援、栄養相談、離乳食教室、講演など行っている。栄養、料理、農場を通じて心と体と社会の健康を高める情報やレシピを提供し、“命を繋げてゆく食”を柱に食育活動展開中。著書に『簡単でおいしいおやつ』(かもがわ出版)、『おいしい山歩き』(大月書店)、『ステップアップ離乳食』(学習研究社)、『初めての離乳食』(ベネッセコーポレーション)、『黒豆健康生活』(青春出版)など多数。