カラダに効く旬の食材

6月7日配信
連載第3回

アスパラガス(グリーンアスパラガス)……疲労回復から高血圧、がん・老化予防まで

【監修】 小池澄子 先生 管理栄養士、料理研究家

 

 

主な栄養成分

β-カロテン(ベータカロテン)/ ビタミンB1 / ビタミンB2 / ビタミンC / ビタミンE / カリウム / 食物繊維

 

その他の有効成分

オリゴ糖 / アスパラギン / ルチン


アスパラガスの効用


おなかの調子を整え、がんや老化予防にも効果が期待されます
 オリゴ糖の働きで、腸内の善玉菌であるビフィズス菌を効率よく増やし、腸内年齢を若く保ちます。その結果、がん、高コレステロール、高血圧、老化、便秘、下痢、肌荒れなどの予防効果があります。

新陳代謝を高め、活力・強壮アップ、疲労回復に役立ちます
 ご飯やパンなどに含まれる糖質の代謝をスムーズにするビタミンB1が多く含まれ、活力をアップして強壮効果が期待できます。アスパラギン酸は、新陳代謝を促し、たんぱく質の合成を助けて疲労回復に役立ちます。

血管を強化して高血圧・動脈硬化を予防します
 穂先に含まれるルチンには、血管を丈夫にして高血圧や動脈硬化を予防する働きがあります。アスパラギン酸も、末梢血管を拡張して高血圧・動脈硬化の予防につながります。


 
薬食メモ
 
○グリーンアスパラガスの持ち味と栄養価を生かすには、加熱しすぎは禁物。さっと塩ゆでして色鮮やかに仕上げます。

○旬(5〜6月)のグリーンアスパラガスは、採り立てならばさっと熱湯に通すだけで食べられます。

○グリーンアスパラガスは生のまま時間をおくと、繊維が変化して硬くなり苦味が増すので、保存するならさっとゆでてからにしましょう。
 

 

過去のヘルシーレシピ レシピ一覧

2012/05/04
ベーコンのうまみで味をまとめた新感覚和風煮もの
アスパラガスと高野豆腐の煮もの

2012/05/18
揚げたアスパラはほっこりした口あたり
アスパラガスといかのかき揚げ

【監修】 小池澄子 先生
      管理栄養士、料理研究家

女子栄養大学生涯学習講師ほか、複数の大学で非常勤講師を勤める。食と自然と人を結ぶネットワーク有限会社カナ代表。企業やクリニックで健康管理に関わり、保育園や地域で子育て支援、栄養相談、離乳食教室、講演など行っている。栄養、料理、農場を通じて心と体と社会の健康を高める情報やレシピを提供し、“命を繋げてゆく食”を柱に食育活動展開中。著書に『簡単でおいしいおやつ』(かもがわ出版)、『おいしい山歩き』(大月書店)、『ステップアップ離乳食』(学習研究社)、『初めての離乳食』(ベネッセコーポレーション)、『黒豆健康生活』(青春出版)など多数。