カラダに効く旬の食材

7月5日配信
連載第4回

うなぎ……栄養豊富な健康食! 夏バテ防止や風邪予防、美容にも

【監修】 小池澄子 先生 管理栄養士、料理研究家

 

 

主な栄養成分

たんぱく質 / カリウム / ビタミンA / ビタミンB1 / ビタミンB2 / ビタミンD / ビタミンE / 鉄 / 亜鉛

 

その他の有効成分

EPA(エイコサペンタエン酸) / DHA(ドコサヘキサエン酸)


うなぎの効用


土用のうなぎは夏バテ防止に役立ちます
 盛夏の土用の丑(うし)の日にうなぎの蒲焼きを食べるという習慣は江戸時代からのもの。消化のよい良質のたんぱく質に富み脂肪分の高いうなぎは、食欲が低下しがちな夏のスタミナ栄養補給源です。

抵抗力・免疫力をアップして風邪予防に役立ちます
 蒲焼きにしたうなぎでは100gあたり1500μgのビタミンAが含まれています。ビタミンAは、皮膚や粘膜の抵抗力を高めて風邪をひきにくくする効果や、視力低下の防止、骨の形成などへの効果も期待されます。

味覚障害を予防します
 風邪をひいたり疲労がたまると亜鉛の不足から味覚障害が起きやすくなります。うなぎには亜鉛や鉄、カルシウム、ビタミンE、B1・B2、Dなども豊富に含まれます。


 
薬食メモ
 
○日本では、うなぎはもっぱら蒲焼きや白焼きで食べますが、ヨーロッパでは燻製、パイ、ムニエルなどで人気の食材です。

○蒲焼きについてくる粉山椒には、脂肪の酸化を抑える働きがあります。

○高脂肪なので、お年寄りや病中の人、カロリーやコレステロールが気になる人はうなぎの食べ方に工夫が必要です。ザク切りにしたうなぎをきゅうりやわかめなどと酢の物にした「うざく」などが食べやすいでしょう。
 

 

過去のヘルシーレシピ レシピ一覧

2011/12/02
ふわふわうなぎと卵を野菜あんかけでいただく
うなぎ茶碗蒸し

   

【監修】 小池澄子 先生
      管理栄養士、料理研究家

女子栄養大学生涯学習講師ほか、複数の大学で非常勤講師を勤める。食と自然と人を結ぶネットワーク有限会社カナ代表。企業やクリニックで健康管理に関わり、保育園や地域で子育て支援、栄養相談、離乳食教室、講演など行っている。栄養、料理、農場を通じて心と体と社会の健康を高める情報やレシピを提供し、“命を繋げてゆく食”を柱に食育活動展開中。著書に『簡単でおいしいおやつ』(かもがわ出版)、『おいしい山歩き』(大月書店)、『ステップアップ離乳食』(学習研究社)、『初めての離乳食』(ベネッセコーポレーション)、『黒豆健康生活』(青春出版)など多数。