カラダに効く旬の食材

2月7日配信
連載第11回

ブロッコリー……風邪予防やがん予防、皮膚の健康に役立ちます

【監修】 小池澄子 先生 管理栄養士、料理研究家

 

 

主な栄養成分

β-カロテン(ベータカロテン:体内でビタミンAに変わる)/ ビタミンB1 / ビタミンB2 / ビタミンC / 鉄 / カルシウム / カリウム / 葉酸 / 食物繊維

 

その他の有効成分

インドール / イソチオシアネート / クロロフィル / スルフォラファン


ブロッコリーの効用


がん予防や動脈硬化の予防に効果が期待されます
 ビタミンやミネラルがバランスよく含まれているブロッコリーは、健康野菜の代表格で「緑のがん予防薬」ともいわれます。抗酸化ビタミンと呼ばれるビタミンAの素になるβ-カロテンや、ビタミンCが豊富なことに加え、インドールやイソチオシアネート、クロロフィルにも強い抗酸化作用があり、活性酸素を抑えてがん予防や動脈硬化の予防に効果が期待されます。

風邪予防や皮膚の健康に役立ちます
 ブロッコリーには、皮膚や粘膜を保護してくれるビタミンAの素になるβ-カロテンや、ビタミンCが豊富で、風邪予防や皮膚の健康にも有効です。またクロロフィルには紫外線などに対する強い抗酸化作用があり、美肌効果が期待されます。

虚弱体質の改善や貧血予防に役立ちます
 胃腸を丈夫にする成分を含み、虚弱体質の改善に役立ちます。また、鉄や葉酸も比較的多く、貧血予防に効果があります。


 
薬食メモ
 
  • ○ビタミンCやB群の損失を防ぐため、新鮮なものをさっとゆで、ゆでたあとに水にさらさないようにしましょう。塩やマヨネーズで食べるのも、簡単でおいしい方法です。
  • ○ブロッコリーの茎にはビタミンCが豊富なので、捨てずに一手間かけて食べ切るようにしましょう。茎をにんじんのように抜き型で花形に抜いたり、薄く切ってごま和えにすれば、丸ごと食べる「一物全体食」になります。ごみを出さず、環境にもやさしい食べ方です。
  • ○ブロッコリーの新芽(スプラウト)には、スルフォラファンという成分が含まれ、解毒酵素の働きを活発にしたり、活性酸素の害を抑える作用があることが知られています。こうした働きで、がん予防、胃の中のピロリ菌を殺す、紫外線から目を守るなどの効果も期待されています。
 

 

過去のヘルシーレシピ レシピ一覧

2011/03/11
ブロッコリーの春色ソースが美味
ブロッコリーとえびのクリームペンネ

2013/03/01
茎も皮も栄養丸ごと食べられます!
ブロッコリーとかぼちゃのコロッケ

2013/03/08
すりおろした茎が甘くて美味!
ブロッコリーといかのみそ炒め

   

【監修】 小池澄子 先生
      管理栄養士、料理研究家

女子栄養大学生涯学習講師ほか、複数の大学で非常勤講師を勤める。食と自然と人を結ぶネットワーク有限会社カナ代表。企業やクリニックで健康管理に関わり、保育園や地域で子育て支援、栄養相談、離乳食教室、講演など行っている。栄養、料理、農場を通じて心と体と社会の健康を高める情報やレシピを提供し、“命を繋げてゆく食”を柱に食育活動展開中。著書に『簡単でおいしいおやつ』(かもがわ出版)、『おいしい山歩き』(大月書店)、『ステップアップ離乳食』(学習研究社)、『初めての離乳食』(ベネッセコーポレーション)、『黒豆健康生活』(青春出版)など多数。