カラダに効く旬の食材

4月4日配信
連載第13回

ニラ……疲労回復、冷え症改善、血栓予防などに

【監修】 小池澄子 先生 管理栄養士、料理研究家

 

 

主な栄養成分

β-カロテン(ベータカロテン) / ビタミンB1 / ビタミンB2 / ビタミンC / カルシウム / カリウム / 鉄

 

その他の有効成分

硫化アリル


にらの効用


疲労回復や夏バテ予防、スタミナ増強に役立ちます
 にらの強い香りは硫化アリルという成分によるもので、ビタミンB1の吸収を高めて新陳代謝を活発にし、だるさや疲労の回復、夏バテ予防、スタミナ増強に効果があります。

糖質の代謝を高めます
 硫化アリルは、甘い物やでんぷんなど糖質の代謝にかかわるビタミンB1の吸収を高めます。スウィーツ好きやごはんをたくさん食べる人にも大切な野菜といえるでしょう。

血行をよくして生理不順や冷え性の改善に役立ちます
 にらは血液の循環をよくする働きがあり、生理不順や冷え性など女性特有の症状を改善する効果があります。
 また、鼻血、吐血、血尿などに効くともいわれます。にらの臭みが苦手という女性も、にらのかき玉汁など調理法を工夫して上手に利用したいものです。

血栓を防ぐ働きがあります
 にらには、玉ねぎやにんにく同様、血栓ができるのを防ぐ働きがあり、青い魚にも同じ働きがあります。食べて3時間後には血液がかたまりにくくなり、効果は4〜6時間続きます。


 
薬食メモ
 
  • ○にらは古くから日本人にはなじみの深い野菜。傷みやすいので、冷蔵庫などに放置せず、早めに使い切るようにします。
  • ○にらに多いβ-カロテンは油と一緒に調理すると吸収率が高まります。フライパンを使用してにらとアサリをごま油で炒め、小麦粉にたまごと水を加えた生地をかけ、押し付けるようにして焼くチヂミ(韓国風お焼き)もおすすめです。
  • ○胃腸の弱い人、アレルギー体質の人は食べすぎないように注意しましょう。
 

 

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【監修】 小池澄子 先生
      管理栄養士、料理研究家

女子栄養大学生涯学習講師ほか、複数の大学で非常勤講師を勤める。食と自然と人を結ぶネットワーク有限会社カナ代表。企業やクリニックで健康管理に関わり、保育園や地域で子育て支援、栄養相談、離乳食教室、講演など行っている。栄養、料理、農場を通じて心と体と社会の健康を高める情報やレシピを提供し、“命を繋げてゆく食”を柱に食育活動展開中。著書に『簡単でおいしいおやつ』(かもがわ出版)、『おいしい山歩き』(大月書店)、『ステップアップ離乳食』(学習研究社)、『初めての離乳食』(ベネッセコーポレーション)、『黒豆健康生活』(青春出版)など多数。