カラダに効く旬の食材

6月6日配信
連載第15回

オクラ……ネバネバ成分が糖尿病や脂質異常症を予防

【監修】 小池澄子 先生 管理栄養士、料理研究家

 

 

主な栄養成分

β-カロテン(ベータカロテン)/ ビタミンB群 / ビタミンC / カルシウム / カリウム / 亜鉛 / 食物繊維(ペクチン)


オクラの効用


糖尿病を予防します
 ネバネバ成分であるペクチンは水溶性の食物繊維で、糖の吸収を遅らせて血糖値の急激な上昇を抑えます。このためインスリンの分泌が少ない人でも、ゆっくり糖の分解ができます。

脂質異常症(高脂血症)を予防します
 腸内に長くとどまるペクチンは、腸内のコレステロールや胆汁酸の吸収を妨げ、血中のコレステロール量を減らす効果があります。脂質異常症(高脂血症)や胆石の予防にもつながります。


 
薬食メモ
 
  • ○オクラのうぶ毛をとるには、塩を振って軽くこすります。うぶ毛で手がかゆくなるなら、すり鉢でこするのも一案。ネバネバ成分のペクチンは、加熱しても含有量はあまり変わりません。
  • ○オクラとなすのカレー煮は、糖の吸収を遅らせるペクチンの働きを生かした、糖尿病予防に向く一品です。
  • ○オクラのヌルヌルを活かした酒の肴には、ゆでてきざんだオクラとモロヘイヤ、細切りにしたするめいかを盛り、すりおろした大和いもを上からかけ、もみのりやわさびを添えます。
 

 

過去のヘルシーレシピ レシピ一覧

2012/07/06
野菜を巻いて焼くだけ。オクラは下ゆでなしでOK
オクラとヤングコーンの豚肉巻き

2012/07/27
ボリューム満点のサラダうどん
オクラとアボカドのとろとろめん

【監修】 小池澄子 先生
      管理栄養士、料理研究家

女子栄養大学生涯学習講師ほか、複数の大学で非常勤講師を勤める。食と自然と人を結ぶネットワーク有限会社カナ代表。企業やクリニックで健康管理に関わり、保育園や地域で子育て支援、栄養相談、離乳食教室、講演など行っている。栄養、料理、農場を通じて心と体と社会の健康を高める情報やレシピを提供し、“命を繋げてゆく食”を柱に食育活動展開中。著書に『簡単でおいしいおやつ』(かもがわ出版)、『おいしい山歩き』(大月書店)、『ステップアップ離乳食』(学習研究社)、『初めての離乳食』(ベネッセコーポレーション)、『黒豆健康生活』(青春出版)など多数。