カラダに効く旬の食材

10月1日配信
連載第19回

里いも……ダイエットに、生活習慣病予防に役立ちます

【監修】 小池澄子 先生 管理栄養士、料理研究家

 

 

主な栄養成分

でんぷん / ビタミンB1 / カリウム / 食物繊維

 

その他の有効成分

ガラクタン / マンナン


里いもの効用


生活習慣病予防に役立ちます
 里いもの独特のぬめりは、食物繊維の一種であるガラクタンとマンナンからできています。食物繊維には血糖値の上昇を抑えたり、コレステロールの排出を促す働きがあります。また、豊富なカリウムは高血圧やむくみ予防に役立ちます。

ダイエットに、便秘解消に役立ちます
 里いもの主成分はでんぷんですが、その含有量はじゃがいもやさつまいもより少なく、エネルギーも少なめ。また、糖の代謝を助けるビタミンB1を含み、食物繊維も豊富なのでダイエットに最適です。食物繊維は便秘解消にも役立ちます。

消炎効果を活かした湿布はねんざや肩こりに効きます
 里いもには消炎効果があり、ねんざや肩こり、筋肉の炎症の手当法として里いもの湿布が昔から知られています。里いもの皮をむいてすりおろし、同量の小麦粉としょうが一片をすりおろして混ぜ、よく練ったものを布に塗って患部に貼ります。

 
薬食メモ
 
  • ○里いもの皮をむくとき手がかゆくなるのは、シュウ酸によるもの。酢につけたり、ゆでるとかゆみが和らぎます。
  • ○ぬめりを保ちながら下ごしらえするには、素早く水で洗って沸騰したお湯でゆでます。白く仕上げるには、酢か塩を加えて。酢でpH(水素イオン濃度)4以下にすると褐色になるのを防げます。
  • ○山に自生する山いもに対して、里でつくるから里いも。里いもは日本人が昔から食べてきた伝統野菜で、八つ頭やえびいももその仲間。縁起物の野菜として郷土料理にもよく使われています。
 

 

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【監修】 小池澄子 先生
      管理栄養士、料理研究家

女子栄養大学生涯学習講師ほか、複数の大学で非常勤講師を勤める。食と自然と人を結ぶネットワーク有限会社カナ代表。企業やクリニックで健康管理に関わり、保育園や地域で子育て支援、栄養相談、離乳食教室、講演など行っている。栄養、料理、農場を通じて心と体と社会の健康を高める情報やレシピを提供し、“命を繋げてゆく食”を柱に食育活動展開中。著書に『簡単でおいしいおやつ』(かもがわ出版)、『おいしい山歩き』(大月書店)、『ステップアップ離乳食』(学習研究社)、『初めての離乳食』(ベネッセコーポレーション)、『黒豆健康生活』(青春出版)など多数。