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補助薬や内服薬を使って、スムーズに禁煙しよう

補助薬や内服薬を使って、スムーズに禁煙しよう

特定健診「第2期」が今年度からスタート

 「百害あって一利なし」といわれるタバコ。喫煙は、肺がんやCOPD(慢性閉塞性肺疾患)などの呼吸器系の病気だけでなく、その他のがんやうつ症状や骨粗しょう症になるリスクが高まったり、妊娠・出産に悪影響をおよぼすなど、さまざまなトラブルの原因になります。先月紹介した特定健診でも、「喫煙歴の有無」を問う項目が設けてあるなど、メタボリックシンドロームを促す大きな要因ともなっています。
 禁煙が必要とわかっていても、意志の力だけではなかなかやめられない人も多いでしょう。なぜなら、喫煙習慣はニコチン依存症という病気だからです。禁煙でニコチンの摂取を中止すると、イライラや頭痛、集中力の低下などの離脱症状が現れます。そうした症状を和らげ、禁煙を成功させるために、ニコチンガムやニコチンパッチなどの市販の禁煙補助薬の助けを借りたり、病院で禁煙外来の治療を受ける方法があります。

禁煙治療には健康保険が適用されるケースも

 禁煙外来では、その人に合った禁煙補助薬や、ニコチンを含まない内服薬による治療が行われます。また次の条件を満たす人は、12週間、5回の治療まで健康保険が適用されます。
(1) ニコチン依存症のテストで、ニコチン依存症と診断される
(2) 1日の喫煙本数×喫煙年数=200以上
(3) ただちに禁煙しようと考えている
(4) 治療に対する同意書を提出する
 なお、健康保険が適用されるのは認定を受けた病院だけです(2013年5月現在14395カ所)。保険で受けられる病院がどこか知りたいときは、日本禁煙学会のホームページをご覧ください。
日本禁煙学会「禁煙治療に保険が使える医療機関情報最新版」


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