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健診には「がん検診」もプラスして受けよう

健診には「がん検診」もプラスして受けよう

がんは怖い病気……だからこそ検診を!

 内閣府が20歳以上の人を対象に今年1月に行った「がんに関する世論調査」の結果によると、がん検診を受けない理由で最も多かったのが「受ける時間がない」で約半数。次に「がんであることがわかるのが怖い」が約4割弱と続いていました。
 現在日本では、国民の2人に1人ががんになり、3人に1人ががんで亡くなるといわれており、がんは確かに怖い病気ではあります。しかし、医学の進歩によって早期に発見して治療すれば、完治できることも多くなっています。がんは怖いからこそ、定期的な検診が大切なのです。

胃がん、大腸がんなどは、早期であれば100%近く治る

 がんが治った目安として一般的に用いられるのが、5年生存率(がんがわかって治療を行い、5年経過した時点での生存率)です。全国がん(成人病)センター協議会の調査によると、早期で見つければ、胃がんは97%、大腸がん・乳がんは99%とほぼ100%近く治っていることがわかります。また、早期であれば子宮頸がんは93%、子宮体がんは95%と、9割以上が治ります。

市区町村で行っている「がん検診」なども活用しよう

 いわゆる「メタボ健診」には、がん検診は含まれていませんが、希望すればオプションとして受けられるようになっている健診機関が少なくありません。メタボ健診と一緒に受けるようにすれば、受け忘れないですむのでおすすめです。
 厚生労働省では、胃がん、肺がん、大腸がんは40歳以上を対象に年に1回、子宮頸がんは20歳以上を対象2年に1回、乳がんは40歳以上を対象に2年に1回、検診を受けることをすすめています。また、がん検診推進事業として、節目の年齢のときに大腸がん、乳がん、子宮頸がんの無料クーポンを配布してがん検診の受診率をアップする施策が市区町村ごとに行われています。こうした無料検診や公的な補助なども上手に利用して、定期的にがん検診を受けましょう。

●無料クーポン配布対象者
大腸がん:40歳、45歳、50歳、55歳、60歳の男性・女性
乳がん:40歳、45歳、50歳、55歳、60歳の女性
子宮頸がん:20歳、25歳、30歳、35歳、40歳の女性
※郵送で送られてくることが多いようですが、詳しくはもよりの役所・役場へお問い合わせください。


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