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「女性の健康週間」を機に女性も健康チェックを

「女性の健康週間」を機に女性も健康チェックを

女性特有のがんは20代から要注意

 3月1日からの1週間は、「女性の健康週間」。全国各地で女性の健康に関するさまざまな催しが行われます。仕事に家庭に忙しい女性は、つい家族や周囲のことを優先して、自分の健康については後回しになりがち。これを機に自分自身の健康について、振り返ってみてはいかがでしょう。
 がんは一般的に加齢とともに多くなりますが、子宮頸がんは20歳代から患者が増え始めます。乳がんは30歳後半から増え始め40歳代から50歳代がもっとも多くなります。女性特有のがんは、人生のうちでもっとも充実した時期に、女性の健康をおびやかすといえるのです。
※フットケアの日:切断を余技なくされることもある足病変の予防、早期発見、早期治療を呼びかけることを目的に、日本フットケア学会や日本下肢救済・足病学会などによって制定されました。

女性特有のがんは、早く見つければ治りやすい

 子宮頸がんや乳がんは早く見つければ治りやすいがんといわれています。早期であれば子宮頸がんは9割以上、乳がんは10割近く治ります。わが国では、子宮頸がん検診は20歳を過ぎたら、乳がん検診は40歳を過ぎたら、2年に1回は受けることをすすめています。
 ただし、乳がんは30歳後半から罹患率が増えるので、家族に乳がんになったことがある人がいるなど、心配な場合は、個別受診として30歳代後半から受けてもよいでしょう。自治体でも節目にあたる年齢の人を対象に、子宮頸がん検診や乳がん検診の無料クーポンを配布して、検診受診率のアップを目指しています。無料クーポンの有効期限は年度内までのところが多いので、受け忘れなどないようにしましょう。

  • 子宮頸がん無料クーポン配布年齢:年度内に20歳、25歳、35歳、40歳になった人
  • 乳がん検診料クーポン配布年齢:年度内に40歳、45歳、50歳、55歳、60歳になった人

女性こそ大切な健康長寿への取り組み

 介護などを必要とせず、自立して暮らしている期間を「健康寿命」といいます。この「健康寿命をのばす」ことは、国を挙げて取り組む課題とされています。女性は男性より平均寿命(生存期間)が長いと同時に日常生活に支障のある期間も長いだけに、一層重要な課題といえます。
 とくに、ホルモンの関係で閉経後の女性が陥りやすい骨粗しょう症(加齢とともに骨量が減って、骨がすかすかになる病気)は、骨折のリスクを高め、寝たきりの原因になります。予防には、カルシウムをとり、運動を習慣にするなど、若いときからの骨の健康づくりが肝心。また、女性はホルモンの関係上、閉経ころまで高血圧や脂質異常症になりにくいのですが、油断をしていると、更年期以降、急激に高血圧や動脈硬化などがすすみ、脳卒中や心臓病などを引き起こしかねません。
 若いころからの健康づくりで、がん、生活習慣病、骨粗しょう症などを防いで、健康長寿を目指したいものです。


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