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「子どもの医療費は無料だから」と過剰に受診していませんか?

「子どもの医療費は無料だから」と過剰に受診していませんか?

見かけは「無料」の子どもの医療費。本当は大人より高い場合も

 子どもの病気やけがで医療機関を受診したとき、窓口で支払う金額が無料だったり、大人よりも安いことが多くなっています。
 これは、協会けんぽや健康保険組合、国民健康保険などの公的医療保険からの給付(小学校就学前までは8割、小学生以上は大人と同じ7割)に加え、自治体によっては、子どもの医療費の自己負担額の一部あるいは全額を負担しているところがあるためです。少子化対策などのために、子どもの医療費の助成制度を設けている自治体は年々増えており、厚生労働省の2014年の調査によると、全国の65%の自治体で中学卒業まで、またはそれ以上の年齢まで助成しています。
 そのため、「子どもの医療費は安い」あるいは「無料である」と思ってしまいがちですが、実際には大人と同額か、あるいはそれ以上の医療費がかかっていることがあります。
 特に、6歳未満の子どもの場合は、初診料には750円、再診料には380円の「乳幼児加算」がつきます。また、心電図検査などの一部の検査には、最大で60%の加算がつくものもあります。
 さらには、早朝や夜間、休日に受診した際の「時間外加算」や「休日加算」、「深夜加算」は、6歳未満の場合、加算額が1.4倍から2.4倍にまではね上がります。
 子どもの医療費の大半は、公的医療保険によって賄われていることを知っておきましょう。

診療時間外の受診は、電話相談なども利用して慎重に判断しよう

 子どもの場合は、夜間に急に高熱が出たり、短時間に症状が悪化することがありますが、一晩様子を見て、診療時間内に受診すれば済む軽症のこともあります。また、無理に連れて行くことで、かえって子どもが体力を消耗し、治るまでに時間がかかってしまう場合も。
 夜間や休日に子どもを受診させようと考えた際には、本当に今すぐ受診すべき状態かどうか、慎重に判断しましょう。受診させるべきか悩んだときには、以下のようなホームページや電話相談などの情報も参考にしましょう。


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