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第7回 麻生れいみさん

第7回 麻生れいみさん

住  吉
住吉美紀がお届けしています、TOKYO FM「Blue Ocean」。今日の「Blue Ocean Professional supported by 協会けんぽ 健康サポート」のゲストは、管理栄養士の麻生れいみさんです。
麻  生
よろしくお願いします。
住  吉
管理栄養士、食育栄養インストラクターとして活躍されている麻生さんですが、なんとご自身が20kgの減量に成功した、ダイエット経験者でもいらっしゃいます。また、病気の治療としての、栄養や食事の管理、監修も手掛けていらっしゃいます。今日は「健康的なダイエットと血糖値コントロール」をテーマにお話を伺います。
まず、20kgの減量というのは、何kgから何kgになったんですか?
麻  生
65kgから45kgに、1年でやせたんですよ。
住  吉
すごい! 身長は何cmですか?
麻  生
160cmです。1年だとひと月1~2kgですから、よく考えてみるとそうでもないんですけどね。。
住  吉
でも(体重が)落ち続けるというのがすごいですよね。ずばり、どのように減量されたんですか?
麻  生
夏は冷しゃぶ、冬は鍋、でやせたんです。
住  吉
それだけ!? 運動は?
麻  生
なしです。
住  吉
えーっ!
麻  生
考えてみると、今ブームになっている“糖質オフ”だったんですが、そのときは好きで食べていたので気がつかなかったんです。当時流行っていたのが冷しゃぶで、冷しゃぶが好きでずっと食べていたんですよ。冬は、鍋の素というのが出たので、鍋をずっと食べていたんです。それで、気がつくとやせていました。
住  吉
じゃあ、ダイエットしようと思ったわけじゃないんですか?
麻  生
そうなんです(笑)
住  吉
なぜ糖質オフが重要なんですか?
麻  生
私たちの身体は、食事を摂ると血糖値が上がってインスリンというホルモンが分泌されるんです。インスリンというのは糖をエネルギーに変えて、血糖値を下げるという働きがあるんですよ。しかし、血糖値が急激に上がってしまうと、インスリンが多く分泌されてしまいます。インスリンは余った糖を脂肪に変えるという働きがあるため、そのことが太る原因になってしまうんです。
住  吉
実際、糖質オフをやってみて、減量やダイエットできたこと以外にも良かったことはあるんですか?
麻  生
そうですね。私は指導もさせていただいているんですけれども、“綺麗になった”“疲れにくくなった”“肌の調子が良い”ということはよく聞きますね。
住  吉
色々と良いことがありますね。摂取しないのではなく、バランスが大事、と。今、糖質オフが流行っていますよね。
麻  生
そうですね。コンビニでも商品がたくさん増えて、選択肢が色々と増えました。
住  吉
麻生さんはどんなものが目につきますか?
麻  生
例えば外食では、ご飯を豆腐に変えられたり、ブロッコリーに変えられたりしますし、糖質オフのスイーツもすごく増えましたよね。あと、メニューの表示に“糖質”という文字が入ることも増えましたね。でも、選択肢が増えた分、“糖質オフ”“糖質制限”という言葉が先行しているなと思うんです。例えば、定食が来たときに“糖質制限なのでご飯を食べるのをやめた”と、ご飯だけ抜いてしまうんです。でも、そこで何か1品、野菜を追加したり、豆腐を追加したりしてほしいです。タンパク質やビタミン、ミネラル、食物繊維を増やしてほしいんですね。タンパク質というのは、私たちの身体の材料になるものなんです。タンパク質は別名“プロテイン”と言いますが、プロテインの語源はギリシャ語で“第一の”なんです。身体に大切なもの、第一のものなので、私たちの身体の材料になるものなんです。そして、ビタミン、ミネラル、食物繊維というのは、身体の調子を整えるもの。こういったものが現代人に不足しているんですよ。例えば“朝はパンとコーヒーで、昼はパスタ、夜はラーメン・ライス…ちょっと炭水化物が多いから制限しようかな”というところから始まるのが糖質制限なんです。
住  吉
全く摂取しないのではなく、摂りすぎる生活を見直す、ということなんですね。
麻  生
そうなんです。あと、中食や外食が増えましたよね。なので、目に見えないところで糖質がすごく増えているんです。それはどこかというと、“調味料”。
住  吉
そうなんですか!
麻  生
はい。砂糖は保存性があるので、中食や外食で割と使われていたり、知らない間に糖質が入っているから、ということで糖質オフが始まったんです。