文字サイズ

第15回 クリス-ウェブ佳子さん

第15回 クリス-ウェブ佳子さん

住  吉
住吉美紀がお届けしています、TOKYO FM「Blue Ocean」。今日の「Blue Ocean Professional supported by 協会けんぽ 健康サポート」のゲストは、モデルのクリス-ウェブ佳子さんです。
佳  子
おはようございます。お願いします。
住  吉
今日はリスナーの皆さんに今年の夏の目標を聞いているのですが、何か目標は立てていますか?
佳  子
“お尻づくり”です。
住  吉
お尻づくり!? シェイプアップということですか?
佳  子
そうですね。娘が「ママ、目指すはここだよ」と言って見せてくれたのが、すごくスレンダーな女性がプールサイドに立っている後ろ姿の写真で、かなりハードルが高かったんですけど…。
住  吉
お母さんにかっこよくいてほしい、と。エクササイズの話はこの後詳しく聞いていきたいと思います。
さて、クリス-ウェブ佳子さんは、雑誌『VERY』の専属モデルで、コラムニストとしても活動中です。『VERY』にも毎号エッセイを連載していて、それが今回『考える女(ひと)』という本になって出版されました。また、プライベートではイギリス人の旦那さまと2人のお子さんを育てるママでもいらっしゃいます。結婚前は、バイヤーやプレスのお仕事をされていたと伺ったのですが…。
佳  子
はい。京都のブティックのバイヤーをしていて、ロンドンやニューヨークにも行ったりしていました。東京に来てからはファッションブランドのPRをやって、その中でライターの仕事も始めて、子供が4歳になるまで音楽ライターの仕事をしていました。
住  吉
そうなんですか! 旦那さまとはイギリスでお知り合いに?
佳  子
イギリス人ですが、彼はもう東京に住んでいました。実は出会ったのは「ロンドン・ファッション・ウィーク」のときで、お互いバイヤーでした。
住  吉
ファッション関係同士! おしゃれな家なんだろうなぁ…。では、『VERY』でモデルを始めたきっかけは?
佳  子
ちょうど下の子が幼稚園に入ろうかという歳だったので、再就職でPRの仕事をしようと思っていた矢先に、『VERY』の編集長の今尾さんにスカウトされたんです。
住  吉
それは、佳子さんのバックグラウンドを全く知らずに?
佳  子
はい。何なら今尾編集長は私のことを日本人だと思っていなかったみたいです。そのときは、おかっぱで真っ黒な装いで真っ黒なサングラスをかけて、お洋服も変わった服を着ていたので…。でも、そのスカウトの後、表参道でも『VERY』の人に何度か声をかけてもらいました。
住  吉
すごいですね! 複数回同じ雑誌からスカウトされるなんて、『VERY』と相性が良いというか、探している方そのものだったんですね。モデルの世界は華やかだと思われがちですが、大変なこともたくさんあったんですか?
佳  子
例えばラジオの方が声を大切にするのと一緒で、私たちも身体が資本なので、身体のラインをキープするというのは大変ですね。あと、夏の撮影が辛いんです。冬物が始まるので、8月頭にダウンコートを着て…。なので、「寒い寒い寒い…」と自分に言い聞かせています。
住  吉
すごい…! 連載もお持ちですが、これは音楽ライターをしていたということがきっかけですか?
佳  子
そうですね。あとマネージャーが、私という人を編集部の人にわかってもらった方が良いということで、ブログを書くように勧められました。でも、(ブログを書くようになってから)自転車事故に遭って寝たきりになったので、ブログに書くことが1ヶ月なくて。読者の方に「質問や相談があれば…」と受け付けているうちに、それが紙面で企画になって、編集長が「コラムもやってみない?」と。それが今回出版した『考える女(ひと)』という本になったんですが、5年分のものと書き下ろしも加えています。
住  吉
この本、テーマがかなり多岐にわたっていますよね。子育て、モデル業、結婚、恋愛、生き方…。あと、書くことを考えることについても語っています。(この本を)書くことで、ご自身に何か変わったことはありましたか?
佳  子
5年前に書いたものを自分で読み返すのがまず一番辛い作業で。「よくこういうことを書いて世の中に出していたな」と反省したり(笑) この5年で、結婚して子供を産んだり、仕事が変わったりしたので、5年前の考え方からすごく変わっていて、それと向き合うのが一番辛かったですね。
住  吉
じゃあこの本にまとめること自体が、ご自身にとっては新たな転機になったんですか?
佳  子
なりました! 最初に「本を出しませんか?」と言われたときに、本当は十月十日(とつきとおか)欲しかったんです。子供を産むのと一緒だと思って。でも、色々としがらみがあって、結局ちゃんと向き合ったのは3ヶ月だったんですけど、不眠不休で仕上げる時期もあって。まず「何で人は本を出すんだろう」というところから考えて、本に向き合うこともありました。