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第54回 加藤雅俊さん

第54回 加藤雅俊さん

住  吉
住吉美紀がお届けしています、TOKYO FM「Blue Ocean」。今日の「Blue Ocean Professional supported by 協会けんぽ 健康サポート」のゲストは、薬剤師・体内環境師の加藤雅俊さんです。
加  藤
よろしくお願いします。
住  吉
加藤さんは製薬会社で糖尿病検査薬の開発研究に携わり、その後独立されました。薬に依存せず、病気を予防するためにはどうしたらいいのか、という予防医療の観点から活動を続け、モデルやプロアスリートの体内環境ケアも手掛けています。『食事をガマンしないで血糖値を下げる方法』という本を出版されたばかりです。「体内環境師」「体内環境ケア」は初めて聞く言葉なのですが、どういうことなのでしょうか?
加  藤
通常の栄養学だと、男女で違っていたり、子供、大人、痩せやすい人、太りやすい人もいます。人によって、野菜を多めに食べた方が良いとか、お肉を食べた方が良いとか、個人個人の体内環境によって必要な栄養素が異なりますので、それを考えた医学ですね。
住  吉
「血糖値」が今日のキーワードですが、血糖値もこの体内環境の一つなんですか?
加  藤
そういうことですね。
住  吉
血糖値が高すぎるのは良くない、高いのが続くのは良くない、ということなど、皆さん何となく意識はあると思いますが、具体的に血糖値が高すぎるとどうなるのでしょうか?
加  藤
ご飯を食べれば、15~20分で血糖値が上がってくるんですけれども、血糖値が高すぎたり、ずっと続いてしまうと…例えばコーヒーにずっと砂糖を入れ続けると、だんだんコーヒーの中がドロドロになってきます。あれが血液の中だと思ってください。そうなると、酸素を運んだり、ビタミンも中に入っていますし、あとは免疫、色々なばい菌をやっつけるような白血球も中に通っていますので、その到着が遅れて、病気がちになったりします。そこで、インスリンというホルモンがすい臓から出て、上手く調整しているんです。
住  吉
なるほど。血糖値の改善というと、食事制限のイメージがありますけれども、加藤さんのアプローチは違うそうですね。
加  藤
はい。皆さんよく、食事制限、特に糖質制限をすると言いますが、では皆さん糖尿病が治ったかというと、何十万人と増え続けているんです。これはやっぱりおかしいだろうということで調べていくと、どちらかというと、(原因は)摂取の多さではなくて消費の少なさだということがだんだんわかってきたんです。
住  吉
つまり、運動が足りていないということですね。
加  藤
そういうことです。
住  吉
特にデスクワークの方などは、健康だとしても、環境的にも身体を動かしていないので気をつけなければいけないですね。
加  藤
そうなんです。学生の時と働き出してからとで、運動量は激減するんですよね。でも、食事はそんなに変わらないんです。だから、食事を下げても続かないので、運動量を上げた方が良い、その方が長続きする、ということなんです。
住  吉
そこで加藤さんが推奨されているのが「1日3分の加藤式・糖燃焼メソッド」という運動法です。毎日3分の運動で、血糖値が高めの方に効果のある習慣づけができるということですね。
加  藤
そういうことです。筋トレやジョギングなどは続かないんですよ。僕も面倒くさがり屋なので、医学をベースに、どうやったらなるべく短時間で最大の効果を得られるかということを考えて作りました。
住  吉
毎日3分やるだけで本当に血糖値が下がるんですか?
加  藤
本当に下がります。モニターさんもほとんど全員下がりました。
住  吉
では、具体的にどんなメソッドなのかを教えてください。