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肺がん検診‐年1回X線検査を。ヘビースモーカーは痰の検査も受けよう

肺がん検診‐年1回X線検査を。ヘビースモーカーは痰の検査も受けよう

要精密検査といわれたら…

肺がん検診の結果、「異常なし」と診断された場合は、ひとまず安心です。ただし、検診は定期的に受けることが重要なので、年1回、忘れずに受診しましょう。

検診で、「異常あり」もしくは「要精密検査」と診断された場合は、その状況に応じて必要な検査が行われます。がんの有無を調べる胸部CT検査、がんの確定診断のために行う病理学的検査(気管支鏡検査、CTガイド下針生検)、がんの広がりや転移を調べる各種画像検査(CT、MRI、PET、骨シンチグラフィ)などがあります。

 

働いている人は職場で、それ以外の人は自治体等で受診を

胸部X線検査や喀痰検査は、労働安全衛生法により職場の定期健康診断で40歳以上を対象に行うことが義務づけられています。働いている人は職場の定期健診で受診し、それ以外の人は自治体などが行っている検診で受診しましょう。なお、自治体で受ける場合の自己負担額は、無料~1000円前後となっています。

 

安田 聖栄 先生

監修者 安田 聖栄 先生 (医療法人社団あんしん会 四谷メディカルキューブ 理事長 兼 健診センター長
東海大学医学部客員教授)
1977年大阪大学医学部卒業、2008年東海大学医学部消化器外科教授、同付属病院副院長、2016年より四谷メディカルキューブ理事長。日本外科学会、日本消化器外科学会、指導医・専門医。著書は『最新のがん検診がわかる本』(法研)、『一般診療医のためのPET画像の見かた』(金原出版)、『エッセンシャル医療安全』(金原出版)、『がんのPET検査がわかる本』(法研)など。