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子宮頸がん検診-20歳を過ぎたら2年に1回、検診を

子宮頸がん検診-20歳を過ぎたら2年に1回、検診を

初期で発見できれば、妊娠・出産も可能

協会けんぽでは、被保険者の子宮頸がん検診を実施しています。対象者は、20歳以上の偶数年齢の女性で、受診を希望する方です。被扶養者は、自治体などの子宮頸がん検診を受けましょう。自治体によっては、一定の年齢の女性に対して無料クーポンを配布しているところもありますので、お住まいの市区町村のがん検診担当窓口へ問い合わせてみるとよいでしょう。

子宮頸がんは、一度でも性交渉の経験があれば、若い年代でもかかる可能性があります。かつては40代以上が大半でしたが、近年は20~30代の若い人の発症が急増しています。子宮頸がん検診では、がんの一歩手前(前がん病変)で見つけることが可能です。初期で発見できれば、子宮頸部の一部を切除するだけですむため、妊娠・出産も可能です。

子宮頸がん検診というと、内診台に抵抗のある人も少なくありません。しかし、先にも述べたように痛みはほとんどなく、わずか数分ですむ検査です。ほんの少しの勇気で大きな安心を得ることができますので、定期的に子宮頸がん検診を受診するようにしましょう。

安田 聖栄 先生

監修者 安田 聖栄 先生 (医療法人社団あんしん会 四谷メディカルキューブ 理事長 兼 健診センター長
東海大学医学部客員教授)
1977年大阪大学医学部卒業、2008年東海大学医学部消化器外科教授、同付属病院副院長、2016年より四谷メディカルキューブ理事長。日本外科学会、日本消化器外科学会、指導医・専門医。著書は『最新のがん検診がわかる本』(法研)、『一般診療医のためのPET画像の見かた』(金原出版)、『エッセンシャル医療安全』(金原出版)、『がんのPET検査がわかる本』(法研)など。