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たばこはがん、突然死、要介護にもつながる! 今すぐ禁煙を

たばこはがん、突然死、要介護にもつながる! 今すぐ禁煙を

喫煙習慣はニコチン依存症という病気。今すぐにでも、禁煙を始めよう

また、軽いたばこに代えたり喫煙本数を減らしたりという「減煙」作戦は、ニコチン摂取量の減にはつながらなかったり、かえってストレスの原因になることもあります。喫煙の習慣は、治療が必要な「ニコチン依存症」という病気です。自分のためにも、周囲のためにも、減煙でなくきっぱりと「禁煙」しましょう。

禁煙を決めたら、医療機関で禁煙治療を受けたり市販の禁煙補助薬を利用するほうが、自力で取り組むよりも成功率が3~4倍高いことがわかっています。禁煙治療は、一定の要件を満たせば健康保険で受診できますし(「34歳以下の禁煙治療、喫煙本数や年数によらず保険適用に」参照)、市販の禁煙補助薬はセルフメディケーション税制の対象になっています(「軽度な不調には『セルフメディケーション』で、時間も医療費も節約しよう」参照)。ぜひ、家族や周囲の喫煙者にも勧めてください。

参考文献

荒木 葉子 先生

監修者 荒木 葉子 先生 (産業医・内科医 荒木労働衛生コンサルタント事務所所長)
慶應義塾大学医学部卒業後、内科・血液内科専攻。カリフォルニア大学サンフランシスコ校留学。報知新聞社産業医、NTT東日本東京健康管理センタ所長を経て、現在荒木労働衛生コンサルタント事務所所長。内科専門医・産業医・労働衛生コンサルタント。企業の労働衛生と半蔵門病院で内科診療を行う。主な著書に『臨床医が知っておきたい女性の診かたのエッセンス』(医学書院)、『働く女性たちのウェルネスブック』(慶應義塾大学出版会)など。