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あなたのそばにいるストレスに気づこう

あなたのそばにいるストレスに気づこう

 ストレスと上手につき合っていくための第一歩は、ストレスに気づくことです。ストレスは、さまざまな出来事がきっかけとなって生じます。あなたの身のまわりにストレス要因がないか、ストレスがたまっていないか、チェックしましょう。

こんなことありませんか? 身のまわりのこと

職場で…

職場以外で…

人間関係のトラブル
例:上司や部下との対立、セクハラ、パワハラなど
役割・地位の変化
例:昇進、昇格、配置転換、出向など
仕事の質・量の変化
長時間労働や人事異動 トラブルの発生など
重い責任の発生
仕事上の事故や失敗によるものなど
住環境や生活の変化
単身赴任、転居、騒音など
自分の出来事
病気や家庭不和、人とのトラブル、事故や災害など
自分以外の出来事
家族・親族・友人の死や病気、非行など
金銭の出来事
多額の借金、ローン、収入減など

こんなことありませんか? ストレス反応

〈心の面〉 悲しみ、憂うつ感
不安感やイライラ、緊張感
無気力、やる気がない
〈体の面〉 食欲がなくなる。やせてきた
寝つきが悪い。朝早く目が覚める
動悸(どうき)がする。血圧が上がる。手や足の裏に汗をかく
〈行動の面〉 消極的になる。周囲との交流を避けるようになる
飲酒、喫煙量がふえる
身だしなみがだらしなくなる。落ち着きがない

 これらが1つでもあてはまれば、ストレスがたまっているサインです。このほか、次のホームページでもストレスチェックができます。活用してはいかがでしょうか。


ストレスに対処するには

ストレス解消のポイント

1 規則正しい生活を心がけ、睡眠を十分にとる
2 親しい人たちと交流する時間をもつ
3 「笑い」を日常生活に取り入れる
4 緊張する時間を細切れに。こまめに小休止、気分転換を
5 リラックスできるように環境を整える
6 仕事と無関係の趣味をもつ
7 自然に親しむ機会をつくる
8 適度に運動をする

山本 晴義 先生

監修者 山本 晴義 先生 (医学博士 横浜労災病院勤労者メンタルヘルスセンター長
神奈川産業保健総合支援センター相談員 埼玉学園大学大学院客員教授)
1972年東北大学医学部卒業、1991年横浜労災病院心療内科部長、2001年より横浜労災病院勤労者メンタルヘルスセンター長。日本心療内科学会監事・専門医、日本産業ストレス学会理事、日本産業精神保健学会評議員、日本心身医学会評議員、日本職業災害医学会評議員。厚生労働省ポータルサイト「こころの耳」委員。著書は『ストレス一日決算主義』(NHK出版)、『初任者・職場管理者のためのメンタルヘルス対策の本』(労務行政)、『ビジネスマンの心の病気がわかる本』(講談社)、『ストレス教室』『働く人のメンタルヘルス教室』『メンタルサポート教室』(新興医学出版社)、『ドクター山本のメール相談事例集』(労働調査会)、『図解 やさしくわかる うつ病からの職場復帰』(ナツメ社)など多数。また、DVD『Dr.山本晴義の実戦!心療内科』(全2巻、ケアネット)、『元気な職場をつくるメンタルヘルス』(全12巻、アスパクリエイト)、CD『予防のための音楽「うつ」』(デラ)なども監修している。