健康サポート特集・メンタルヘルス

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特集2 メンタルヘルス 自分でできる―メンタルヘルスケア
5月11日配信
連載第6回

音楽で疲れた心と体を癒そう


 音楽を聴くことで、疲れた心と体をリラックスさせる効果が期待できます。好きな曲を聴くと、ストレスホルモンの一種であるコルチゾルの分泌が抑えられるという実験結果もあります。音楽を通勤時などに楽しんでもよいですし、帰宅後にリラックスタイムをもうけて、聴くようにするのもよいでしょう。

【監修】 山本晴義先生 医学博士 横浜労災病院勤労者メンタルヘルスセンター長
神奈川産業保健総合支援センター相談員 埼玉学園大学大学院客員教授 

気分別、おすすめの曲目

イライラしているとき、気持ちが沈んでいるとき、不安になったときなど、それどれの状態を緩和してくれるとされる曲目があります。曲選びの目安として参考にしてください。


イライラを解消したいとき

なんとなくイライラする、自分の心のなかの怒りが収まらない、何かものに当たりたい……そんな気分のときには、イライラに負けない激しい音楽が適しています。できるだけ大きな音で聴くとよいでしょう。
●ピアノソナタ第2番第3楽章 ラフマニノフ
●交響曲第6番「悲愴」第3楽章 チャイコフスキー
など


うつな気分を晴らしたいとき

訳もなく気分が沈んだり、やる気が出ない……こんなときは、力強いエネルギーをもらえるような曲を選びましょう。大きな音で、体に音を浴びるような感じで聴くのがおすすめです。
●カンタータ214番 バッハ
●ピアノ協奏曲へ長調 ガーシュイン
など


眠れないとき

安らかな眠りを得るためには、穏やかな気分になれる、ゆったりとした音楽が効果的です。リラックスした状態で聴きましょう。
●オーボエ協奏曲ハ長調作品452 ヴィヴァルディ
●「コンソレーション」3番 リスト
●「愛の夢」 リスト
など


目覚めが悪いとき

不安や心配ごとがあると眠りが浅くなり、目覚めが悪くなることがあります。そんなときには、緩やかなテンポで静かだけれど、明るい曲を聴くとよいでしょう。
●ペールギュントの音楽より「朝の気分」 グリーグ
●動物の謝肉祭(ピアノ編曲) サン=サーンス
など


聴くだけでなく、歌うのもよい

 音楽は聴くだけでなく、歌うことでもストレス解消効果が期待できます。カラオケもおすすめです。気の合った仲間と一緒におなかの底から大声で歌えば、適度な緊張感とリラックスのバランスが、自律神経を整えるのによい影響を与えます。全身運動にもなり、脳の活性化にもつながります。