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骨粗しょう症の人は歯周病も危ない! どちらもしっかりと予防を

骨粗しょう症の人は歯周病も危ない! どちらもしっかりと予防を

骨粗しょう症の治療中にも注意

骨粗しょう症と診断されたら、きちんと治療することが大切です。ただし、骨粗しょう症の治療などでビスホスホネート製剤と呼ばれる薬を継続的に使用している患者さんでは、あごの骨に炎症が起こって「顎骨壊死(がっこつえし)」という副作用が起こる危険があることがわかっています。

特に、あご付近への放射線照射や抜歯、歯科インプラントの埋入、あるいはある種の医薬品を使うという歯科処置を受けたり、口の中を不衛生にしていたりすると起こりやすいため、ビスホスホネート製剤による治療中は歯科医師と十分に連絡をとりましょう。定期的に歯科健診を受け、万が一次のような症状に気づいたら、必ず医師や歯科医師に相談してください。

抜歯などの歯科処置後の痛みがなかなか治まらない/歯肉に白色(灰色)の硬いものができた/下あごが腫れてきた/下くちびるのしびれ感が続く/歯がぐらついてきた、自然に抜けた

佐瀬 聡良 先生

監修者 佐瀬 聡良 先生 (佐瀬歯科医院 院長) 1984年日本大学松戸歯学部卒業。89年千葉県千葉市に佐瀬歯科医院を開院し、現職。2004年より日本大学松戸歯学部歯周治療学講座非常勤医局員も兼務。「臨床家のための実践ペリオセミナー」「歯科衛生士のための実践ペリオセミナー」講師なども務める。日本歯周病学会専門医、日本臨床歯周病学会認定医・指導医、米国歯周病学会会員。