文字サイズ

介護リスクを高めるオーラルフレイルを防ぎ、早めに見つけよう

介護リスクを高めるオーラルフレイルを防ぎ、早めに見つけよう

しっかり食べて、話して、歌って、口まわりの運動などの口腔リハビリも

本人や周囲の人が、オーラルフレイルが疑われる症状に気づいたら、進行を食い止め、改善させるために、生活習慣を見直し、口腔リハビリ(参考用外部リンクの動画参照)を取り入れることが大切です。オーラルフレイルはゆっくり進むため、最近の変化というより、年単位での変化をチェックすることがポイントになります。

●オーラルフレイルのセルフチェック(1年前と比べて)
噛みにくいものが増えた/食べこぼしやむせることが増えた/言葉がはっきりしなくなった/食後、ガラガラ声になったり、声が出にくくなった/1回の食事量が減った/唾液を飲み込んでむせるようになった/体重が減った/外出・外食が減った/人と会うのがおっくうになった

●オーラルフレイルが疑われる場合の生活習慣の見直し例

  • 食事は簡単に済まさず、いろいろなものを食べる。とくに、筋肉のもとになるたんぱく質や、たんぱく質の吸収を促すビタミン類が不足しないように
  • 毎日、できるだけ多く歩く。雨の日は室内で、足踏み運動やストレッチ、スクワットなどの軽い筋トレを。座っている時間を減らし、できるだけ体を動かす
  • 人と会って、話しをする機会を増やす。カラオケで楽しく歌うのもよい。話して、歌って、食べるとき以外でもできるだけ口(のまわりの筋肉)を使う時間を増やす

佐瀬 聡良 先生

監修者 佐瀬 聡良 先生 (佐瀬歯科医院 院長) 1984年日本大学松戸歯学部卒業。89年千葉県千葉市に佐瀬歯科医院を開院し、現職。2004年より日本大学松戸歯学部歯周治療学講座非常勤医局員も兼務。「臨床家のための実践ペリオセミナー」「歯科衛生士のための実践ペリオセミナー」講師なども務める。日本歯周病学会専門医、日本臨床歯周病学会認定医・指導医、米国歯周病学会会員。