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噛みグセで顔がゆがむ? 片側だけで噛む「偏咀嚼」を改めましょう

噛みグセで顔がゆがむ? 片側だけで噛む「偏咀嚼」を改めましょう

歯のトラブルがあれば治療し、両側噛みトレーニングで改善しよう

片側噛みの原因は、単なるクセの場合もありますが、多くは歯のトラブルが原因です。むし歯や歯周病の未治療、歯が抜けたまま・抜いたままになっている、かぶせ物や詰め物・入れ歯の不具合などで片側に痛みや違和感があると、反対側ばかりで噛んでしまうのです。

そのため、片側噛みが疑われる場合は、まず歯科医院でチェックを受け、治療すべき歯は治療し、歯を失くしたままにせず、入れ歯やブリッジなどで対処しておくことが大切です。

そして両側で噛める状態になったら、「両側噛みトレーニング」を始めましょう。このトレーニングは、単なるクセによる片側噛みの場合にもおすすめです。

【両側噛みトレーニングのやり方】

●食事のときに
  • 左右の歯をどちらもバランスよく使って食べることを意識する
  • 口は閉じたまま、あごを大きく動かしてよくかんで食べる

●無糖のガムを使って
  • 粒状のガムを、よく噛む側には1つ、反対側には2つふくんで、食事のときより小刻みに噛む
  • 右で5回噛んで、左で5回噛む、を繰り返す

佐瀬 聡良 先生

監修者 佐瀬 聡良 先生 (佐瀬歯科医院 院長) 1984年日本大学松戸歯学部卒業。89年千葉県千葉市に佐瀬歯科医院を開院し、現職。2004年より日本大学松戸歯学部歯周治療学講座非常勤医局員も兼務。「臨床家のための実践ペリオセミナー」「歯科衛生士のための実践ペリオセミナー」講師なども務める。日本歯周病学会専門医、日本臨床歯周病学会認定医・指導医、米国歯周病学会会員。