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「健診」は、保健指導も含めて、毎年必ず受けましょう

「健診」は、保健指導も含めて、毎年必ず受けましょう

気になる症状はないからこそ、「健康診断」の受診が必要

特に気になる症状もないし、いたって健康。だから健診なんて必要ない! と思い込んでいませんか。

生活習慣病はほとんど自覚症状が出ないまま進行し、重症化していきます。日常生活に支障をきたしてから受診すると、病気がかなり進行していた、というようなケースが出てくることがあります。高血圧や高血糖、脂質異常などに気づかず、放置してしまったために、いきなり心筋梗塞や脳卒中といった、重大な病気に見舞われることもあり得るのです。

そもそも特定健診・特定保健指導をはじめとする健診は、自覚症状がある人が受けるものではありません。健診は「健康な人」が受けるものです。気になる症状がある人が受けるのは検査や治療です。健康だからこそ、定期的に健診を受けて、病気を“芽”のうちに見つけましょう。

健診で病気を早く見つければ、治療の選択肢が広く、医療費も安く済む

なかなか健診を受けない人には、以上のような「健康に自信あり」派とは逆に、「健診結果がこわい。何を指摘されるか不安だから受けたくない」という「健康不安」派の人もみられます。

本当に健康を害していた場合、少しでも早めに治療を始めれば、治療の選択肢が広がり、治療効果も高いことは明らかです。より簡便な治療で、使う薬も少なく済み、医療費を抑えることができます。

これに対して、健診を受けなければ、そのぶん治療開始が遅れ、治療の選択肢が狭まり、期待される治療効果も低下……。健康不安の日々を長引かせることになります。大掛かりな治療で、薬も多く使われ、医療費がかさみがちです。

健診を受け、実は「異常なし」だったなら、スッキリと健康不安のない生活を取り戻すことができます。たとえ「異常あり」だったとしても、それは早めに治療を開始できるチャンス。どちらも受診者にとってプラスになることです。

生活習慣病予防健診のご案内、特定健診受診券を配布、年度内に受診を

協会けんぽでは、35~74歳の加入者(ご本人)には「生活習慣病予防健診のご案内」を、40~74歳の被扶養者には「特定健康診査受診券」を4月に配布しています。どちらも、届いたら年度内に必ず受診するようにしてください(詳細は、協会けんぽホームページをご参照ください)。

また、健診後には特定保健指導や健康相談を受けることができます。健診は、受けっぱなしでは病気予防や健康づくりにつながりません。健診結果をもとに、保健師等からアドバイスをもらい、生活習慣を見直すことで初めて、健診受診が生きてきます。特に、特定保健指導の対象者になったら、生活習慣病まで進むことがないように、必ず特定保健指導を最後まで受けてください。

「食べる量は変わっていないのに、どうして体重が増えてきたんだろう?」「運動をしたほうがよいのはわかるけど、時間もないし…」「親が血圧が高かったから不安で…」こんな日ごろの疑問や不安をどんどん投げかけてみましょう。保健師等と一緒に、一人ひとりに合った生活習慣の具体的な改善策を明らかにしていくことができます。