もっと小豆を食べて、健康に、きれいになろう!

昔から季節の節目やお祝いの席で食べられてきた

お正月には、鏡開きのお汁粉や小正月の小豆がゆで小豆を食べる習慣があります。また、お彼岸のおはぎ、お祝いの席のお赤飯など、季節の節目の行事や祝いごとに小豆は欠かせません。昔から薬効のある食材として知られるとともに、赤い色には災いや病気を避ける力があるとされたことから、こうした習慣が根づいたのでしょう。


最近、豆の健康効果があらためて見直されるようになりましたが、比較的よく食べられているのは主に大豆で、小豆は和菓子やお赤飯を買って食べるくらいという人が多いのでは? でも、小豆にも大豆に負けないくらいの健康効果があり、実は調理も簡単です。普段の食事にも小豆をとり入れてみませんか?

 

生活習慣病予防からむくみ改善、美容効果まで

小豆の主な成分は糖質で、次いで多いのがたんぱく質、脂質はほとんど含みません。ビタミンB1、B2、B6などのビタミンB群や、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄などのミネラル、食物繊維が豊富で、サポニン、アントシアニン、カテキンなど抗酸化作用をもつ成分も多く含まれます。

小豆には、主に次のような健康効果が期待されています。

  • 生活習慣病の予防・改善
    カリウムは体内で過剰になったナトリウムの排泄を促し、高血圧の予防効果があります。食物繊維は血糖値の急激な上昇を防ぎ、サポニンは血液中のコレステロールや中性脂肪を減らし、動脈硬化を防ぐ効果があります。

  • むくみの改善
    カリウムやサポニンには利尿作用があり、むくみ改善に役立ちます。

  • 骨粗しょう症の予防
    カルシウムは丈夫な骨をつくり、たんぱく質はカルシウムの吸収を助けます。マグネシウムが不足すると、骨からカルシウムが溶け出して骨密度が低下する原因になります。

ほかにも、ビタミンB1による疲労回復効果、ビタミンB2・B6や抗酸化成分による美容効果、食物繊維による便秘解消効果、アントシアニンによる目の疲れを和らげる効果などが期待できます。

 

面倒そうな調理も、意外と簡単

小豆を健康的に食べるなら、甘くしないで主食やおかずにするのがおすすめです。豆はゆでるのが面倒と思われるかもしれませんが、実は意外と簡単です。鍋に洗った小豆とたっぷりの水を入れて火にかけ、あとはやわらかくなるまでゆでるだけ! 少々時間はかかるものの、難しい手順などないので、ほかの用事をしながらでもできてしまいます。特にあずきはほかの豆と違って水に漬けておく必要がないので、思い立ったらすぐゆで始めることができます(少し古いものは浸水したほうがよいでしょう)。


ゆでた小豆があれば、お赤飯や小豆ご飯、小豆がゆが炊飯器で簡単にできますし、かぼちゃとのいとこ煮も短時間でできあがります。ゆで小豆を具だくさんのスープやカレー、サラダに加えたり、むしパンやパンケーキに混ぜると、彩りもよく栄養価が増します。

ゆで小豆はゆで汁ごと冷凍保存できるので、多めにつくっておくと便利に使えます。もちろん水煮缶やレトルトタイプのものを使えばもっとお手軽。ぜひ小豆を普段の食生活にとり入れ、健康に、きれいになりましょう。