適度な加湿と免疫力アップでインフルエンザを予防しよう!

インフルエンザの流行が全国的に「警報レベル」!

年が明けてインフルエンザの流行が始まり、患者数の増加が続いています。厚生労働省が2月15日に発表した直近1週間のインフルエンザ発生状況によると、インフルエンザの流行が全国41都道府県で「警報レベル」を超えました。

2月1日から7日までの1週間に全国約5000カ所の定点医療機関から報告された患者数が1カ所当たり34.66人(前週22.57人)となり、「警報レベル」の30人を今シーズン初めて超えたのです。全国の推計患者数は約164万人で前週107万人の1.5倍にも上り、急速な感染拡大に注意が呼びかけられています。

今シーズン主に検出されているインフルエンザウイルスで最も多いのはA09年型(2009年に新型インフルエンザとして流行)、次いでB型、A香港型の順になっています。


可能なら人ごみを避け、外出時のマスクや石けんによる手洗いなどの予防を心がけましょう。すでにワクチン接種を受けた人でも油断は禁物です。ワクチン接種は感染後の発病予防と重症化を防ぐ効果が期待されますが、発症を100%防ぐものではありません。

 

保温、保湿で感染力を弱め、抵抗力をつけよう

インフルエンザやかぜが主に冬流行するのは、寒さと乾燥がウイルスを活発にさせることに加え、鼻やのどの抵抗力を弱めて感染しやすくしてしまうからです。そこで部屋の保温と保湿が大変重要になりますが、どれくらいの室温、湿度にすればよいのでしょうか。


空気中でのインフルエンザウイルスの感染力は、温度20度以上、湿度50〜60%で低下することがわかっています。ただし、あまり室温を上げて外気との差がつきすぎるのもよくないので、20〜23度程度を目安にして衣服で調整するとよいでしょう。

冬の乾いた空気をさらに乾燥させるのが暖房です。なかでもエアコンは最も乾燥しやすいため、エアコン使用中は加湿器などを使って湿度を保つようにしましょう。部屋の中に洗濯物を干したり、ぬれたタオルを吊るす、コップに水をくんで置いておくのも有効です。朝起きたときにのどがカラカラになっている人は、マスクをして寝るのがおすすめです。また、定期的に換気を行って室内のウイルス濃度を高くしないことも大切です。


口の中の乾燥対策に、こまめに水分をとったりうがいをするようにしましょう。うがいは喉を湿らせるだけでなく、清潔を保って粘膜を鍛えるのにも役立ちます。


さて、インフルエンザやかぜにかかりやすい人とかかりにくい人がいますが、その差は免疫力の違いといえます。免疫力を高めるためには、当たり前のようでも規則正しい生活と十分な睡眠・休養、栄養バランスのよい食事が大事です。

睡眠中は体の疲れをとるホルモンが分泌されるため、睡眠をしっかりとってウイルスと闘う抵抗力を高めておきましょう。また、免疫力を高めるといわれるビタミンA・Cなどのビタミン類、ヨーグルトや納豆などの発酵食品を積極的にとるのもよいでしょう。