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インフルエンザが例年より早く流行期に! 咳エチケットと手洗いの徹底を

インフルエンザが例年より早く流行期に! 咳エチケットと手洗いの徹底を

新型が流行した年に次ぐ早さ。9月以降、すでに26万人が発症

先週(2016年11月25日)、厚生労働省では、全国的にインフルエンザが流行期に入ったことを発表しました。11月14日から20日までの1週間に全国の医療機関を受診したインフルエンザの患者さんの推計は約7万人で、今シーズン(9月以降)の累計は、約26万人となっています。

今シーズンは、昨シーズンよりも1カ月以上早い流行期入りで、現在の集計方法となった2000年のシーズン以降、7年前に次ぐ早さとのこと。7年前というと、新型インフルエンザが大流行したシーズンなので、今年も同様に警戒が必要です。

まだ予防接種を受けていない人は、すぐに受けよう

流行の恐れのある季節性インフルエンザのウイルスには、A型2種類とB型があります。流行しやすい年齢層はウイルスの型によって多少異なりますが、全年齢で注意が必要であると、厚生労働省では呼び掛けています。

わが国では昨年に引き続き、A型2種類、B型2種類の計4種類のウイルスに対応したインフルエンザワクチンの予防接種が行われています。接種すればインフルエンザに100%かからないというわけではありませんが、ある程度の発症を防ぐことができ、たとえかかっても重症化を防ぐ効果があります。

まだ予防接種を受けていない人は今すぐにでも受けるようにしましょう。なお、ワクチンの効果が期待できるのは、接種した(13歳未満の場合は2回目を接種した)2週間後から5カ月程度までとされています。

うつされず、うつさないためにはしっかりと対策を

日ごろから行うインフルエンザ対策として、厚生労働省では、特に「咳エチケット」とまめな「手洗い」を呼び掛けています。

【咳エチケット】(厚生労働省報道発表資料より)

●咳・くしゃみが出たら、他の人にうつさないためにマスクを着用する。マスクを持っていない場合は、ティッシュや腕の内側などで口と鼻を押さえ、他の人から顔をそむけて1m以上離れる。

●鼻汁・痰などを含んだティッシュはすぐゴミ箱に捨て、手のひらで咳やくしゃみを受け止めた時はすぐに手を洗う。

●咳をしている人にマスクの着用をお願いする。

手洗いの際には、手のひらや手の甲だけでなく、指先や爪の間を念入りにこすることと、指の間をしっかりと洗うこと、手首も忘れずに洗うことが大切です。

また、湿度の低さも流行が早まった一因とされています。湿度が低いと、ウイルスの働きが活発になるため、室内は適度に加湿し(50~60%)、定期的な換気を心がけましょう。