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日常活動量アップエクササイズ 在宅ワーク編

日常活動量アップエクササイズ 在宅ワーク編

在宅勤務の増加などにより、運動不足に悩む人が増えています。健康経営を考えるうえで、従業員の運動不足対策は急務の課題です。

当コーナーでは全5回にわたり、日常生活の中で簡単に行える「日常活動量アップエクササイズ」をご紹介しています。

今回取り上げるのは、在宅ワーク時のスキマ時間に手軽に取り組める、3つのストレッチです。就業前後などに取り入れることで、仕事の集中力アップや仕事とプライベートの切り替えにつながります。

就業前に交感神経を活発にさせる お尻・腰まわりストレッチ

  1. 左脚を前に、右脚を後ろにして座り、左膝を90度に曲げたまま外側に倒します。
  2. 上半身を倒して、呼吸を続けながら30秒キープします。
  3. 1~2の動作を左右2回ずつ繰り返します。

Web会議前にストレートネックをリセット 肩・首まわりストレッチ

  1. イスに座り、左手はイスの座面をつかみ、右手は頭の左上に添えます。
  2. 右手で頭を右側に引っ張り、呼吸を続けながら30秒キープします。
  3. 1~2の動作を左右2回ずつ繰り返します。

終業後に固まってしまった体をほぐす 胸まわりストレッチ

  1. イスの背もたれに両手をくっつけて置きます。
  2. 頭を両腕の間に押し込むようにして、胸を張りながら、上半身を倒し、呼吸を続けながら30秒キープします。
  3. 1~2の動作を左右2回ずつ繰り返します。

奥原 剛 先生

指導・モデル 清水 忍 先生 ((株)INSTRUCTIONS代表、トレーニングジムIPFヘッドトレーナー、健康運動指導士)
1967年、群馬県生まれ。大手フィットネスクラブ勤務後、スポーツトレーナー養成学校講師を経て独立。「根拠」「理解」「動機」の全てを満たした指導にはスポーツ業界関係者からも信頼が厚く、メジャーリーガー・菊池雄星投手らプロアスリートのパーソナルトレーナーとして絶大な人気を誇る。また、2016年より若手トレーナーのレベルアップを目指すゼミ「清水塾」を主宰するなど、後進の育成にも力を注いでいる。テレビ、雑誌等多くのメディアで活躍中。著書に『ロジカル筋トレ 超合理的に体を変える』(幻冬舎新書)ほか監修多数。全米スポーツ医学会認定運動生理学士(ACSM/EP-C)、NESTA JAPANエリアマネージャー。