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日常活動量アップエクササイズ 休日編

日常活動量アップエクササイズ 休日編

在宅勤務の増加などにより、運動不足に悩む人が増えています。健康経営を考えるうえで、従業員の運動不足対策は急務の課題です。

当コーナーでは全5回にわたり、日常生活の中で簡単に行える「日常活動量アップエクササイズ」をご紹介しています。

今回取り上げるのは、休日に手軽に取り組める、3つのエクササイズです。スキマ時間に取り入れることで、血流促進や代謝アップ、全身の筋力を鍛えることになり、仕事のパフォーマンスの向上につながります。

太ももとお尻の柔軟性をアップ 四股(しこ)踏み

  1. 両脚を広めに開き、膝上に手をのせます。右脚を上げ、左脚でバランスをとって4秒キープします。
  2. 右脚をゆっくり静かに下ろし、腰を落として、大きく息を吐きます。
  3. 左脚を上げ、右脚でバランスをとって4秒キープします。
  4. 左脚をゆっくり静かに下ろし、腰を落として、大きく息を吐きます。
  5. 1~4の動作を1回として、合計10回繰り返します。

血流促進+代謝アップ 肩甲骨まわし

  1. 両手の指先を肩にのせ、脇を外に向けて上げます。
  2. 両肘で大きく円を描くように1周させます。
  3. 1~2の動作を5回繰り返し、同様に逆回しも5回繰り返します。

ダイエット+全身の筋力アップ ティッシュアタック

  1. 脚を腰幅に開き、ティッシュをふわっと上に投げます。
  2. 空中のティッシュを地面に落とさないように、右手・左手・右手・左手……と交互にパンチし続けます。意外に難しいので、まずは10秒をめざしましょう。最終的には30秒継続させることが目標です。

奥原 剛 先生

指導・モデル 清水 忍 先生 ((株)INSTRUCTIONS代表、トレーニングジムIPFヘッドトレーナー、健康運動指導士)
1967年、群馬県生まれ。大手フィットネスクラブ勤務後、スポーツトレーナー養成学校講師を経て独立。「根拠」「理解」「動機」の全てを満たした指導にはスポーツ業界関係者からも信頼が厚く、メジャーリーガー・菊池雄星投手らプロアスリートのパーソナルトレーナーとして絶大な人気を誇る。また、2016年より若手トレーナーのレベルアップを目指すゼミ「清水塾」を主宰するなど、後進の育成にも力を注いでいる。テレビ、雑誌等多くのメディアで活躍中。著書に『ロジカル筋トレ 超合理的に体を変える』(幻冬舎新書)ほか監修多数。全米スポーツ医学会認定運動生理学士(ACSM/EP-C)、NESTA JAPANエリアマネージャー。