食事を減らしているのに太る……栄養不足のせいかもしれません
体重が増えると、摂取カロリーを減らしてやせようという人は多いかもしれません。しかし単純に摂取カロリーを減らすと、逆に太りやすい体になってしまうことがあります。
ここではMさん(30代女性)の事例をもとに、どうすれば健康的にダイエットできるのか、そのポイントを紹介します。
「1食抜き」は食べすぎや間食につながりやすい
30代の女性Mさんはこれまで標準体重を保ってきましたが、この頃年齢のせいか体重と体脂肪が少しずつ増えてきました。慌てて朝食を抜いたり、野菜ジュースだけで済ませたりしてみましたが効果がありません。そこで肉類をなるべく摂らないようにしてみたところ、やはり効果がないだけでなく、貧血気味になってきました。
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体重が増えると、朝食など1食抜いてやせようという人が多いかもしれません。しかし1食抜くと空腹から次の食事で食べすぎたり、つい間食したりしてしまいがち。実際Mさんは仕事中無意識にお菓子をつまんでいました。また、食事を抜くと空腹時間が長くなり、体が脂肪をためこもうとするため太りやすいといわれます。
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- 通勤ではバスや電車の一駅分を歩く
- 駅や歩道橋など、積極的に階段を使う
- 職場でもエレベーターは使わず、階段を使う
- 仕事でもプライベートでも、用事があれば自分から出向く
- トイレは、階段を使ってほかのフロアーへ行く
- 通勤ではバスや電車の一駅分を歩く
- 駅や歩道橋など、積極的に階段を使う
- 職場でもエレベーターは使わず、階段を使う
- 仕事でもプライベートでも、用事があれば自分から出向く
- トイレは、階段を使ってほかのフロアーへ行く
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- 仕事でもプライベートでも、用事があれば自分から出向く
- トイレは、階段を使ってほかのフロアーへ行く
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食事を抜かなくても、単純に食事量を減らしてしまって必要な栄養素が不足すると、かえって体が脂肪をためこむことがあります。食事で摂った糖質や脂質をエネルギーに変えるにはビタミンB群が必要ですが、ビタミンB群は肉や魚、豆類などに多く、これらが不足すると体脂肪が増えやすくなります。
ダイエットのために肉類は敬遠されがちですが、肉類は体に不可欠な必須アミノ酸が豊富な良質のたんぱく源です。それを極端に減らしてしまうと、筋肉が減って基礎代謝が低下し、脂肪が燃えにくく太りやすい体になってしまう恐れがあります。
また、必須アミノ酸が不足すると、血管の弾力性がなくなる、肝臓の働きが低下して女性ホルモンのバランスが崩れる、肌が荒れたり髪が傷むなど、体中の健康に影響します。Mさんが貧血気味になったのも、肉類に豊富なたんぱく質と鉄が不足したためと考えられます。
このように間違ったダイエットをすると、体に必要なビタミン、ミネラル、微量元素、必須アミノ酸や必須脂肪酸が欠乏し、かえって太りやすくなるだけでなく、体のあちらこちらに悪影響が及んでしまいます。