年末年始に増えた脂肪は、「ちょい足しウオーク」で燃焼しよう
忘年会やクリスマス、お正月などにおいしいものを食べ過ぎて、体が重く感じていませんか。新年から早速、「10分多く」体を動かす「+10(プラス・テン)」を始めましょう。普段の歩きに少しポイントを加えることで、運動強度がアップし内臓脂肪減少効果も見込める「ちょい足しウオーク」がおすすめです。
「歩き」の中で、普段あまり使わない筋肉に負荷をかけよう
一般の人であれば年齢性別問わず、毎日合計5000歩以上、時間にして30分以上は歩いているものです。とはいえ、ほとんどの人が移動手段として無意識に行っているだけで、安静時の3倍程度のエネルギー消費量しか使っていません。
しかし、逆に言えば少しの工夫で、その30分以上の時間を運動時間に変えることができるのです。
「ちょい足しウオーク」は、普段あまり使うことのない体の中心部(腹背部、骨盤、股関節周辺部)の筋肉を意識した動きを「歩き」に加えるもの。エネルギー消費量が高まるだけでなく、代謝が促進され、内臓脂肪減少にも役立ちます。
忙しい人、運動する時間がとれない人に特におすすめです。1日1~数回、短時間からでも構わないので、ぜひ取り入れてみてください。
「ちょい足しウオーク」でスタイルも歩き方も美しく!
次の5つのポイントを実行するだけで、普通に歩くよりも3割程度、エネルギー消費量が増えます。また、骨盤や股関節周辺の筋肉の代謝、腸の代謝も促進されるので、美脚効果・お腹のひきしめ効果も期待できます。
いつでもどこでも行うことができ、歩き方も美しくなります。背筋よく軽やかに、ファッションショーのモデルのような歩き方をイメージするとよいでしょう。
①歩幅を大きく
普段の歩行よりも、足の裏半分から1足程度(10~25cm)、歩幅を大きくしましょう。
②天井から吊られているイメージで
下を向かず、背中を丸めず、よい姿勢を保って歩きましょう。
③一直線上を歩き、腰骨から前に出すイメージで
股関節や骨盤、腹背部をひねるように意識しましょう。
④かかとから着地し、つま先で蹴るように
足裏も意識し、重心をかかとから土踏まず、つま先へと移動させて歩きましょう。
⑤腹式呼吸を意識しながら
4歩ごとに、お腹を大きく動かして深く呼吸しながら行いましょう。
1月の「+10(プラス・テン)」
●「ちょい足しウオーク」は、いくつかのポイントに気をつけて歩くだけで、普段の「歩き」の運動強度が上がり、内臓脂肪燃焼効果も加わるものです。
●通勤や買い物、散歩などの時間が「+10(プラス・テン)」に変わるだけでなく、正しい姿勢やきれいな歩き方も身につきます。