第11回 村上佳佑さん
- 住 吉
- 住吉美紀がお届けしています、TOKYO FM「Blue Ocean」。今日の「Blue Ocean Professional supported by 協会けんぽ 健康サポート」のゲストは、シンガーの村上佳佑さんです。
- 村 上
- よろしくお願いします。
- 住 吉
- 村上さん、すごく良い声でネイティブな発音なのですが、小学校1年生から5年間、アメリカのアトランタで過ごされたとか?
- 村 上
- そうなんです。
- 住 吉
- その後、立命館大学でアカペラグループに所属され、アカペラ日本一を競う『ハモネプリーグ』で史上最高の99点をたたき出し、優勝した経歴を持っていらっしゃいます。そして昨日、デビューミニアルバム『まもりたい』がリリースされたばかりの、注目のニューカマーです。これだけ歌が上手だと、きっと小さい頃から音楽が好きだったのかなと想像するのですが、アメリカの音楽から好きになっていったんですか?
- 村 上
- 意外に邦楽から好きになっています。財津和夫さんや井上陽水さんが好きです。
- 住 吉
- それは、ご両親の影響ですか?
- 村 上
- そうですね。父がチューリップさんの『サボテンの花』とかを流していて。洋楽も、カーペンターズとか色々と聴いていたんですけど、一番最初は邦楽かもしれないです。
- 住 吉
- 日本で聴いていたんですか? それともアトランタに行ってから?
- 村 上
- アトランタで聴いていました。
- 住 吉
- アトランタに行くと、日本のテレビを観られないから、親の影響を受けますよね。そして、その後アカペラがお好きになったんですか?
- 村 上
- そうですね。音楽仲間が欲しかったんですよ。それが大学に行く一つの理由だったので、大学で当時のメンバーに声をかけてもらった時に、すぐ「やる、やる!」と二つ返事で。
- 住 吉
- バンドよりアカペラを選んだのは何か理由があったんですか?
- 村 上
- バンドは最初やってみたんです。そしたら、バンドの部活みたいなものが肌に合わなくて…。内輪感があったんですよ。
- 住 吉
- たまたまその部活がそうだったんですかね。
- 村 上
- そうなんですよ。でも、(大学でも)アカペラの“サークル”に入ったわけではないんです。“このグループのみ”の集まりでした。
- 住 吉
- じゃあ、有志で「やろうよ」と?
- 村 上
- そうです。
- 住 吉
- そして、昨日デビューミニアルバム『まもりたい』をリリースされましたが、ミニアルバムを作って、世に出してみて、いかがですか?
- 村 上
- まだ皆さんの反応も伝わりきっていない部分もあるとは思うんですが、昨日「僕、メジャーデビューしたんだ…」とすごく感じました。自己紹介のようなアルバムになっているんですが、僕が辿ってきた一つ一つの時期を表すような曲を選んでいて、どんな道を辿ってきて、どんな歌を歌いますということが伝わるようなアルバムになっています。