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第20回 沢田知可子さん

第20回 沢田知可子さん

住  吉
「歌はセラピーだと『会いたい』が教えてくれた」と先ほどおっしゃっていましたが、「歌セラピーコンサート」というものにも取り組んでいらっしゃるそうですね。
沢  田
そうですね。歌は薬であり、心と魂と身体を浄化してくれるという魔法があると思うんです。歌を歌うということはストレス発散だけではなくて、日頃頑張っている自分の身体に「いつもありがとう」と優しい気持ちでいたわってあげるように歌うと、身体が喜んでくれるというんです。それは、魂が浄化されていく瞬間でもあって、歌を聴いて泣ける涙というのは、悲しいから出る涙ではなく、魂がYESと言った涙だというんですね。これは本当に素敵な涙で、人間にしか出せない涙なので、私はそれを学んだときに「なんて素敵な世界なんだろう」と、歌手である自分が「なんて素敵な職業をいただけたんだろう」と目から鱗で、「“ヒット曲を出さなきゃ!”とあがいているのももうやめよう。これからは歌をセラピーに変えて、一曲一曲にそういう薬を込めて歌っていこう」と、自分が変わりましたね。
住  吉
そういうコンサートを各地で開くと、目の前にいるお客さんがセラピーされて、元気になってくれたかなという実感もあるんですか?
沢  田
例えば、村下孝蔵さんの『初恋』という歌を聴いて、「初恋の人を思い出しに行く時間旅行に行きましょう」と言うんですね。それで「記憶だけが時間旅行するだけではなく、身体も時間旅行するんですよ。若返るんです。ライブが終わって、鏡をご覧になってください。ほんのちょっとですが、表情がキュッと上がって若返っていますよ」と言うと、ニコッと笑ってくれるんです。その笑顔こそが若返っている証拠なんです。そうやって、歌とともにセラピーの言葉に乗って、皆さんが人生の旅をして、自分が主人公になって聴いてくれるというのが、すごく大切な時間だと思いますね。
住  吉
やはり心と身体は密接に繋がっているなと。心が上手く浄化できていないとすぐ風邪を引いてしまったり。沢田さんはセラピーで歌を届ける立場としては、ご自身の健康管理も結構気をつけていますか?
沢  田
そうですね。この歳になりまして、身体が思うように動かなくなって、心とのギャップがすごくて。だからサプリメントもそうですし、早起きすること、早く寝ること、お風呂に長く入ることも含めて、基礎的なことをちゃんとやろうと。
住  吉
あと、ハーブティーもお好きなんですか?
沢  田
はい。実は本日持ってきたんです。“カチャマイ茶”というインカ帝国の古くからあるハーブティーなんですが、このカチャマイ茶を飲むと心が癒されます。
住  吉
これはたまたま見つけたんですか?
沢  田
たまたまプレゼントしていただいて、飲んだらすごく美味しかったのと、夜に飲むとリラックスするんです。
住  吉
ご自身の気持ちの持っていき方を研究されていますね。
沢  田
自分の心が健康じゃないと人を癒せないので、まず自分が身も心も健康であるということにはすごく気をつけていますね。
住  吉
そうすると、健康と向き合う機会である健康診断には行っていらっしゃいますか?
沢  田
はい。年に一度、主人がいつも通っている内科に行っています。
住  吉
夫婦でいると、お互いに気をつけるので良いですね。
では、沢田さんの「健康の秘密」を教えてください。
沢  田
健康の秘密は“歌を歌うこと”です。
住  吉
今お話を伺っていて、そうだなと感じました。沢田さんの歌に癒されたいという方、11/23(木・祝)に「30周年記念コンサート~こころ唄~」が中野サンプラザで開催予定です。詳しくは、沢田さんのオフィシャルサイトをチェックしてください。沢田知可子さん、ありがとうございました!
ここで、あなたの健康をサポートする協会けんぽ東京支部からのお知らせです。病院にかかったとき、保険証を提示すれば、窓口で支払うのは医療費の3割だけ、残りの7割は皆さんの保険料でまかなわれています。保険証は、就職や退職などによって加入する健康保険が変わると、それまでの保険証は使えなくなります。使えなくなった保険証で病院にかかると、後日7割分の医療費もお支払いいただくことになりますので、すぐにお勤め先に返してくださいね。協会けんぽ東京支部からのお知らせでした。
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