文字サイズ

第25回 松尾たいこさん

第25回 松尾たいこさん

住  吉
人の助けも借りるということですね。
ここからは、ストレスを溜め込まないための秘策なども伺っていきたいと思います。健康面の話で言うと、10年前に断食道場(ファスティング施設)に行ったことで、すごく色々と変わったそうですね。
松  尾
はい。それがきっかけだったんですけど、元々すごく虚弱体質で、3日に1回は頭痛があったり、少し疲れたら全身に蕁麻疹(じんましん)が出たり、2日に1回ぐらいしかお出かけできなかったり…そういうことをどうにかしたいと思って、ファスティング施設に行って、食事と睡眠と運動の重要さを知りました。初めは私1人で行ったんですけど、1年かけて夫を説得して、2年目からは夫と一緒に、1年に1回くらい行っています。
住  吉
旦那さまはジャーナリストの佐々木俊尚さんですが、その佐々木さんも1年に1回行っていらっしゃると。
松  尾
最近は健康になりすぎたので、1年に1回も行かなくて良いかなと。この12月に、2年ぶりに行きます。
住  吉
(期間は)1週間ぐらいですか?
松  尾
いえ、今は3泊4日にしています。金曜日に行って、月曜日に帰る。
住  吉
でも、その時だけ気をつけるのではなくて、そのことをきっかけに日常的に食べ物や睡眠を気をつけるようになったということですね。
松  尾
はい。最初の頃、家は洋食が中心だったんですけど、どんどん和食寄りになって、朝は大体「一汁一菜」です。玄米ご飯を食べたり。
住  吉
夫婦で管理すると、お互いにチェックもできるし、1人でやるより続きそうな感じがしますね。
あと、ご本にもあるように、色々なものを手放す、捨てるということで、気持ちの上でも健全でいられるのかなと思いますが、日常的な「ストレス解消法」はありますか?
松  尾
「ストレスを感じるようなものに近づかない」ということにすごく気をつけています。人もそうだし、ストレスを感じるようなものをもし自分が持っていたら、それはすぐに手放してしまったり。例えば、良いと思って買った化粧ポーチでも、毎回ファスナーが引っかかるのが気になるとか、化粧水は入るけどぎちぎちにしか入らないとか。そういうことって微妙にモヤっとするんですよ。人間関係のモヤっとはなかなかすぐには解消できないけど、そういう小物のモヤっとは買い替えれば良いだけなので、少しお金はかかりますけど、それで少しずつモヤっとするものを減らしています。
住  吉
その積み重ねでずいぶん変わってくるということですね。
松  尾
変わりますね。
住  吉
「ストレスを感じる人は避ける」というのは、仕事上でも徹底して?
松  尾
仕事だと、大体が1、2回会って終わりなので何とか我慢できるんですけど、友達でだんだん嫌いになる人は、喧嘩別れするほど気が強くないので、ちょっとずつ…。自分の中では「笑顔で後ずさり」と決めているんですけど、誘われたら、最初は嫌々だけど毎回一緒に食事に行っていたのを、2回に1回、3回に1回、としたり。気づかないうちに松尾さんがどこかに行ってしまっている…というぐらいに、その人の前から消えたいなと。
住  吉
友達も、一時期ご縁があってすごく気が合っても、お互いが変わったり、その方が歳と共に愚痴っぽくなってしまったり、という場合もありますからね。
そして、健康と向き合う機会、健康診断には行っていらっしゃいますか?
松  尾
はい、行っています。忘れないように、夫と一緒に予約して行くようにしています。
住  吉
健康や食事のことを夫婦で一緒にケアできると良いですよね。では最後に、松尾さんの「健康の秘密」を教えてください。。
松  尾
健康の秘密は“好奇心を持つこと”です。好奇心があると、色んなところに出かけたい、あれをやりたい、これを知りたいと思うけど、健康じゃないと全部できないので。目標があれば、健康に気をつける、と。
住  吉
松尾たいこさんの著書『35歳からわたしが輝くために捨てるもの』はかんき出版から発売中です。オフィシャルブログでも情報を発信していらっしゃいます。ぜひこちらもチェックしてみてください。松尾たいこさん、ありがとうございました!
ここで、あなたの健康をサポートする協会けんぽ東京支部からのお知らせです。はしご受診はやめましょう。「新しくできた病院の方が良さそうだから」こんな理由で次々と病院を変えていませんか? はしご受診とは、同じ病気やケガで複数の病院を受診すること。病院を変えると、その度に検査や処置をやり直すことになります。時間と医療費がかかり、身体や精神的にも負担になるかもしれません。近所にかかりつけの病院があると、色々と相談しやすいですね。協会けんぽ東京支部からのお知らせでした。
9月28日(木)のゲストは、横浜労災病院院長の梅村敏さんです。次回もどうぞお楽しみに!