第36回 竹田純さん
- 住 吉
- 住吉美紀がお届けしています、TOKYO FM「Blue Ocean」。今日の「Blue Ocean Professional supported by 協会けんぽ 健康サポート」のゲストは、バレエダンサーの竹田純さんです。おはようございます!
- 竹 田
- おはよう♪ 久しぶり!
- 住 吉
- お久しぶりです! 17歳でバレエを始め、20歳の時にフランスにバレエ留学をされ、バレエの道を歩んで来られました。色々なエクササイズの本も出されています。まず、留学先の厳しい競争社会っぷりがすごかったということですが、何がすごかったんですか?
- 竹 田
- 向こうでオーディションやクラスを受けていると、バレエって西洋の文化のものだから、向こうの方は体形、骨格が合っているなって方たちが多くて。肌の透明感も負けちゃうし、金髪でブルーアイズで顔も整っていて…もう無理でしょと。
- 住 吉
- 竹田さんもかなり顔も整っていてスタイルも抜群でいらっしゃるけど、それでも厳しい?
- 竹 田
- 20歳ぐらいに東京バレエ団でパリに行った時の写真があるんだけど、すごくおじさんみたいな顔をしているの(笑)
- 住 吉
- えっ!?(笑)
- 竹 田
- 今度見せるよ(笑)
- 住 吉
- オーディションでは骨格審査まであるんですか? 踊りが上手か以前に、骨格を見るというような。
- 竹 田
- そうですね、あるみたいで。僕は国立バレエ学校に、大人になって行っちゃったから、国立バレエ学校の扉を叩きまくってやっと行けたというタイプなんですよ。ちょっと違うんです。
- 住 吉
- へぇ…! 親の代まで審査がある時もあると? 親が太っていないかどうか。
- 竹 田
- ある。ただ、僕の友達は細いんだけど、両親が太っているの。でも、今、結構上まで行って踊ってる。
- 住 吉
- そこを凌駕するほどの踊りが…。
- 竹 田
- ただ、かなり節制してる。すごく細いもの。
- 住 吉
- 大変ですよね…本当に厳しい世界。そこで身体を鍛錬して、体形キープも含めて色々とされてきたからこそ、色々なメソッドを応用した美容健康エクササイズ「床バレエ」を指導されていますけれども、その中から“疲れ”に特化した動きを集めた「バレックス」を提案されています。
- 竹 田
- 造語で、「バレエ」と「リラックス」を合わせて「バレックス」というんです。バレックスって、脳と身体を同時にリラックスさせちゃうもので、身体だけが疲れているわけじゃなく、脳も疲れているんですよね。
- 住 吉
- それもリラックスできると。
- 竹 田
- できちゃうの! しかもこれ、寝転がってやるんだけど、寝転がると変な力みや緊張が抜けるらしくて。
- 住 吉
- バレエの動きと聞くと、「私は無理だ…」と思っている方もいると思うんですけど、それは大丈夫?
- 竹 田
- 全然! 大丈夫です! バレエダンサーが行っていると言っているんですけど、バレエで踊る動きではなくて、踊る前と後、次の日に疲れを持ち越さないために行うストレッチです。