第63回 さかいゆうさん
- 住 吉
- 住吉美紀がお届けしています、TOKYO FM「Blue Ocean」。今日の「Blue Ocean Professional supported by 協会けんぽ 健康サポート」のゲストは、シンガーソングライターのさかいゆうさんです。
- さかい
- おはようございます。
- 住 吉
- さかいゆうさんは、6月20日にEP『Fight & Kiss』をリリースされます。バラエティーに富んだラインナップのEPになっていまして、タイトル曲の「Fight & Kiss」は、路上パフォーマンスが話題のユニット「Kyotaro&Rikuo(京陸)」とコラボされたと聴きました。どういうきっかけでコラボすることになったんですか?
- さかい
- 当時10代だったと思うんですけど、とあるカフェバーで彼らがジャムっていて。まだ話題になる前だったと思うんですけど、「面白いからやろうよ」ってやったら、古いファンクやロックもすごく好きで…簡単に言うと、音楽がハモったんですね。それが何年か前なんですけど、この「Fight & Kiss」のリフやメロディーを作った時に「一緒にやるとしたら誰かな…」と思って、その時に京陸を思い出したんです。でも、彼らはマネージャーもいないし、連絡の取り方がわからなかったので、Twitterからメールを送って直接やりとりしました。
- 住 吉
- 良い感じでしたか?
- さかい
- 最強ですよ。
- 住 吉
- そういう意味では、さかいゆうさんの色々な側面が感じられるEPかなと思います。松田聖子さんの「SWEET MEMORIES」のカバーや、NHK みんなのうた「父さんの汽笛」も、映像を観て良い歌だなと思った方もいたと思います。「父さんの汽笛」は、お声もいつものさかいさんより太い印象があって、もしかしたら途中までさかいさんだと気づかない人もいたかなと思いました。
- さかい
- そうですか。僕、完全楽曲派なんですよね。シンガーのさかいゆうの上にもう1人いて、そいつに歌わせているイメージだから、声が日々変わるんですよね。この楽曲だから、この歌詞だから、こう歌いなさいと。この「父さんの汽笛」は、99%実話ですからね。月末になると家の冷蔵庫に食料が無くなってきて。僕の家は貧乏だとは思わなかったんですけど、そんなに裕福じゃなくて、仕送りが途絶えるんですよね。それである日、父と母と弟がいる時に、家の金銭事情は大丈夫なのかと家族会議になって、親父が「バカヤロー、家には貯金が1兆あるんだ!」って。曲の中では「1億」なんですけど、豆腐の「1丁」かなと思っちゃうから(笑)。それで「1億」にしたんですよね。
- 住 吉
- お父さんはこの曲を聴いたんですか?
- さかい
- 聴いたみたいです。親父から直接感想は聞いていないんですけど、母親が「お父さん、静かに聴きよったで」と。
- 住 吉
-
絶対すごく感動したんだろうな…。
ここからは、体調管理や健康の話を伺いたいのですが、普段気をつけていることはありますか?