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第89回 DJ KOOさん

第89回 DJ KOOさん

住  吉
住吉美紀がお届けしています、TOKYO FM「Blue Ocean」。今日の「Blue Ocean Professional supported by 協会けんぽ 健康サポート」のゲストは、DJ KOOさんです。
DJ  KOO
よろしくお願いします!
住  吉
今日はリスナーのみなさんから「ベストライブソング」のリクエストやライブのエピソードを伺っているのですが、「高校生の頃に東京ドームで観たTRFの『BOY MEETS GIRL』、今でも新鮮に覚えています」というメッセージも来ています。やっぱりTRFはライブが熱いですものね。
DJ  KOO
95年に東京ドームでライブをやったんです。その時も大変なことがあって。アンコールぐらいの時に『CRAZY GONNA CRAZY』をやったんですけど、東京ドームのデカいステージセットの一番高いところから2人と3人に分かれて、小さいゴンドラに乗って降りていくんですよ。なぜかそこで、安全柵を閉めるのを忘れて、そのまま降りていっちゃって。下までリズムを取りながら降りていくはずなんだけど、前が開いているから安全柵につかまりながら…。それはいまだに「あれは危なかったね、何で閉めなかったんだろうね」って。
住  吉
しかもリズムにのれないというね(笑)。見ていた人は気づいたんですかね?
DJ  KOO
どうだろう? 身体はのっていなかったけど、表情はきちんとつくれるので、表情でのっていたと思いますよ!
住  吉
KOOさんはDJなので、色んなことを俯瞰して見られる立ち位置かなと思うのですが、そういう立ち位置で見た中で、良い意味で忘れられないライブはありますか?
DJ  KOO
やっぱり、毎年の「a-nation」ですね。a-nationは、3~4万人が入る味の素スタジアムでやるんだけど、僕の位置ってベスポジなんですよ。オーディエンスの人たちがいて、僕の目の前でフロントの4人が踊っていたりするので、その時の絵は見せてあげたいですね。ただ、ステージの幅が広いんですよ。だから、4人が横に行くと僕の視界から消えちゃって、俺1人でやっているのかなって思うことがありますけど、それはそれで不安になることもありますね(笑)。
住  吉
自分でライブを観に行くこともあるんでしょうか?
DJ  KOO
結構観に行きますよ。
住  吉
その中でのベストライブは何ですか?
DJ  KOO
そうだなぁ…やっぱり最初に観に行った「ディープ・パープル」のライブです。リッチー・ブラックモアが脱退してトミー・ボーリンというギタリストが加入しての日本公演だったんですけども、中学生の時だったかな…観に行きましたね。その興奮はいまだに忘れられないですね。
住  吉
ここからは、KOOさんの健康や元気の秘密についても伺います。
DJ  KOO
健康は、今ライフワークにしています。
住  吉
ライフワーク!?
DJ  KOO
昨年、実は僕、脳動脈瘤になっていて。
住  吉
えっ!
DJ  KOO
番組の人間ドック特集に出たんですよ。それまで検査とかは一切していなかったんだけども、その番組に出た時に、脳に脳動脈瘤が発見されて。普通だと、4~5mmあると即手術しなくちゃいけないのに、発見された時には9.8mmあったんです。「目の視神経を圧迫するぐらいなので、早くしないと失明するし、破裂してすぐくも膜下出血になってしまう、危ない状態です」と言われて。その番組に出ていた有名な先生が「札幌の病院までいらっしゃい」と言ってくれて、手術したんですよ。その時は、人生の先が見えなくなりましたね。その番組で脳ドックスペシャルに出ていなかったら、いないぐらいでした。
住  吉
ではそれ以来、健康がライフワークという気持ちで健康管理をされるようになったということですね。
DJ  KOO
そうですね。