第103回 TOKUさん
- 住 吉
- 住吉美紀がお届けしています、TOKYO FM「Blue Ocean」。今日の「Blue Ocean Professional supported by 協会けんぽ 健康サポート」のゲストは、フリューゲルホルンプレイヤーでボーカリストのTOKUさんです。
- TOKU
- おはようございます。
- 住 吉
- 「フリューゲルホルン」、おなじみの方もいるかと思いますが、聞いたことがない方もいるかもしれません。フリューゲルホルンとは、どんな楽器でしょうか?
- TOKU
- トランペットとあまり形は変わらないですね。吹き方は全く一緒。3本のバルブがあって。ただ、ベル(音の出る部分)が、トランペットと比べると大きいですね。
- 住 吉
- トランペットなどに比べて、音や演奏での魅力はどこですか?
- TOKU
- 音かな…僕にとっては。この音色ですね。
- 住 吉
- (生演奏していただいた)この曲は、オリジナルの曲ですか?
- TOKU
- うん。今回のアルバムは、今までデビューアルバム以来ほぼ全てのアルバムに書いてきた僕のオリジナルソングを、1つにコンパイルしたアルバムで、今お送りしたのは、2007年にレコーディングはしてあったもののリリースしていなかったものなんです。そういう曲が他にもあって、そういうものをリリースできる、僕にとっても非常に嬉しいタイミングで。また、今まで色んなアーティストのレコーディングに参加させてもらってきて、その中でも作曲者としてクレジットされているもの、作曲の段階から一緒に作ったものも、1枚のアルバムにコンパイルして。コンポーザとしての面を改めて…初めましての人にもですけど、聞いていただけるという、とても嬉しい、僕にとって初めてのアルバムになりました。
- 住 吉
- ソングライティングはどんな風にするタイプなんですか? どんな時に出てくるとか。
- TOKU
- それがね…出てきてほしい時に出てこないタイプ? だから、切羽詰まった時に出てくるタイプですよね。
- 住 吉
- でも切羽詰まると出てくるんですか!
- TOKU
- 出てくる。明日まで書かなきゃいけないんだけど…となると、だーっと出てきたり。まあ、それは極端な例ですけど、1週間後に迫っていたりすると、すごく出てきやすいですね。あとは、歌詞が最初にあると僕は出てきやすいです。
- 住 吉
- そうなんですか!
- TOKU
- そう。歌い手だからというのもあるかもしれないですけど、歌詞をまず理解して、自分の中で昇華すると、それをどういうメロディーで歌いたいのかというのが自分の中から自然に出てくる感じですね。
- 住 吉
- TOKUさんは色んな方とのライブに参加されていて、それだけライブの空間にいることも多いと思うのですが…。
- TOKU
- そうですね。僕の一番の栄養かも。