第105回 Sonar Pocketさん
- 住 吉
- 住吉美紀がお届けしています、TOKYO FM「Blue Ocean」。今日の「Blue Ocean Professional supported by 協会けんぽ 健康サポート」のゲストは、Sonar Pocketの3人です。
- Sonar Pocket
- おはようございます。
- 住 吉
- 昨年デビュー10周年を迎えられたそうですね。
- Sonar Pocket
- はい、ありがとうございます。
- 住 吉
- 今、デビュー10周年の全国ツアー後半戦の真っ最中ですが、今のところまでどうでしたか?
- ko-dai
- 10周年の感謝の気持ちを持って、全国各地に笑顔の花を咲かせに行こうというツアーなので、僕らとしても10年ありがとうという気持ちと、11年目に向けての約束をしっかりとして、全国各地に笑顔の花が咲いてくれたなと感じています。
- 住 吉
- そんな中、4月10日に31枚目のニューシングル『好き』がリリースされます。これが、すごくグイグイ来る恋愛ソングで、歌詞の内容にびっくりしたんですが、どんなことから生まれたんですか?
- ko-dai
- Sonar Pocketとして、これまでは大きな幅を持ってラブソングをつくることが多かったんですけど、狭く深く、恋愛というものを掘り下げていった時に、誰かを好きになった時の気持ちの裏側で生まれてくる感情は、嫉妬だったりヤキモチだったり束縛というものがあって。好きという感情に隠れて見えていないだけで実は男性も束縛をしたりヤキモチをやいている、というのを歌にすることで、束縛されている人、束縛してしまう人たちに対して、それは好きだからなんだよね、というメッセージを届けたくて。
- 住 吉
- ちなみに、これはお3人どなたかの恋愛観だったりはするんですか?
- ko-dai
- この“束縛”ということに関しては、10代の頃からeyeronと話していて。
- eyeron
- テーマとしてね。
- ko-dai
- 僕は束縛をしないで浮気をされたことがあって、その後に付き合った子の時にはすごく束縛をした、という経験が10代の時にあったんです。それでeyeronに「束縛しちゃうんだよ」という相談をしたら、eyeronが「束縛は愛じゃない」って。
- eyeron
- おぉ、かっこいいこと言いますね(笑)。
- ko-dai
- 当時10代のeyeronに言われて、すごく大人だなと。でも僕は「束縛こそ正義だ」「束縛こそ愛だ」みたいな10代だったので、eyeronの言っている気持ちがわからなかったんですけど、そこから数年経った時に、eyeronが言っていたことがわかってきたなと思って。20代になり、束縛は必要ではないなと。そのことを数年前にeyeronに話したら、eyeronが「いや、束縛こそ正義だ」と言っていて…。
- 住 吉
- あれっ!?(笑)
- eyeron
- 結果、(付き合う)相手次第なんですよね。
- ko-dai
- だから、相手によって束縛は生まれてしまうし、相手によって束縛というものはなくなってしまうので。
- 住 吉
- なるほど。それぞれ、人生の時期にもよるのかもしれないですね。
- eyeron
- それはあるでしょうね。
- 住 吉
- そういう意味でいうと、誰にも隠れている気持ち。でも、男性がこれだけストレートにそれを表現することが少ないから…。
- ko-dai
- 隠したいんですよね、この気持ちって。かっこ悪いとか。でも、かっこ悪いことじゃなくて、好きだからなんでしょ、というのを歌いたかったというか、Sonar Pocketとして10年間メジャーシーンでたくさんのラブソングを書いてきたんですけど、まだ触れたことがないテーマだったので。
- eyeron
- 書きたいなというね。
- 住 吉
-
曲が生まれた経緯を伺うと、純粋なというか、嘘のない気持ちがすごく曲から伝わってきますね。
ここからは、健康や元気の秘密を伺っていきます。eyeronさんは、すごく走っていると聞いたのですが…。 - eyeron
- そうですね。趣味が高じてフルマラソンをやっているんですけど、タイムも2時間43分で走り切っています。
- 住 吉
- すごい!
- eyeron
- 元々のきっかけは、自分たちがデビュー7周年の時に「7つの挑戦をしよう」ということで始まったんですよ。ko-daiがソロ写真集を出して、mattyが作詞作曲でボーカルも自分でやるという。それで、僕がフルマラソンに挑戦したというのがきっかけでした。
- 住 吉
- それは、自分でそういうことにチャレンジしたいと提案したんですか?
- eyeron
- 気づいたらそうなっていましたね。きっかけはわからないですけど、フルマラソンというものを簡単にできると思っていたんですよ。
- ko-dai
- 安易に考えていたんだね。