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第130回 宮川智行さん

第130回 宮川智行さん

住  吉
ちなみに、2020年4月以降、条例に違反すると罰金が科せられるんですか?
宮  川
はい。行政による指導、注意等に従わない場合は、違反者の方に罰則、過料を徴収することになります。
住  吉
東京都受動喫煙防止条例は、この9月から段階的に施行が始まっているということで、まず9月からは準備段階として、飲食店にステッカー表示が義務付けられているんですよね?
宮  川
そうです。9月1日から東京都独自のルールとして、飲食店においては、店内禁煙か喫煙できる場所があるかといった店頭表示が義務付けられています。
住  吉
宮川さんは、東京都の「東京都受動喫煙防止条例」の担当課長でいらっしゃるのですが、最近までご自身も喫煙者だったと伺いました。この夏から本格的に禁煙を始められたと?
宮  川
はい。
住  吉
きっかけは何ですか?
宮  川
この数年は健康への影響を考え、タバコをやめたいなと考えていましたが、なかなかきっかけもありませんでした。ですが、法律も改正され、条例も新たにできまして、その条例も今段階的に動いていますので、思い切ってこの夏に禁煙を始めました。
住  吉
健康被害についても広く知れ渡るようになったり、吸える場所もすごく減ったので、「やめた方が楽かな」という喫煙者の方もいるのかなと想像します。
宮  川
そうですね。
住  吉
禁煙してみて、どうですか?
宮  川
すごく健康的になったと思います。身体が軽くなりました。あと、お米や味噌汁がすごく美味しく感じるようになりました。
住  吉
変わるんですね! 続けられそうですか?
宮  川
ツラさはないので、これからもずっと続けられると思います。
住  吉
来年にはTOKYO2020も開催されますが、都の条例もタイミング的にはそれを意識して、ということもあるのでしょうか?
宮  川
そうですね。WHO(世界保健機関)とIOC(国際オリンピック委員会)は、タバコのないオリンピックを共同で推進することについて、2010年に合意しており、それ以降に開催されたオリンピックの開催国では、罰則を伴う受動喫煙防止対策を実施しています。また、海外では、飲食店など人々が集まる場を屋内全面禁煙としている国々が多数ありますので、こういったことも踏まえまして、受動喫煙防止対策を推進しています。
住  吉
先ほどお話に出た店頭表示用のステッカーは、どこで手に入るのでしょうか?
宮  川
東京都のホームページからダウンロードしていただく、という方法があります。その他、東京都が設けている受動喫煙防止対策の相談窓口にお電話で問い合わせしていただくか、お近くの保健所の窓口でもお渡しできます。
住  吉
その他、受動喫煙防止条例について、「うちのお店はどうしたらいいのか?」などの相談をしたい方は、今おっしゃった福祉保健局に相談窓口があるんですよね?
宮  川
はい。福祉保健局の方に相談窓口がありますので、まずはこちらにお電話をしていただければと思います。
住  吉
今日は、東京都 福祉保健局の宮川智行さんをお迎えしました。宮川智行さん、ありがとうございました!
ここで、あなたの健康をサポートする協会けんぽ東京支部からのお知らせです。今月9月は、厚生労働省が定めた「健康増進普及月間」です。生活習慣病は運動・食事・禁煙などに気をつけることで、予防、改善できます。健康寿命を伸ばすためには、1に運動、2に食事、しっかり禁煙、最後に薬、と覚えてください。また、積極的に健康診断を受けることもお忘れなく。協会けんぽ東京支部からのお知らせでした。
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