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第142回 森田豊さん

第142回 森田豊さん

住  吉
恋愛学、面白いですね。恋愛の仕方やパートナーとのコミュニケーションの仕方によって、健康になれたり、逆に害があったりすると。
ここからは、リスナーのあなたからの健康の秘密、秘訣をご紹介していきます。

「体重管理のために、よく噛んで食べています。少しの量でお腹がいっぱいになるので、体重が最高の時から3kg痩せました。変な食事制限よりも効果てきめんです」
森  田
これは素晴らしいと思います。よく噛むことは、身体だけでなく心の健康にもいいと言われています。特に、噛むことでヒスタミンという物質が出て、満腹中枢を刺激するんですね。ですから、あまり食べなくてもお腹いっぱいになったという風になるので、ダイエットにも非常に効果があると言われています。
さらに、噛むことでセロトニンという幸せホルモンが出るので、落ち着いた気持ちになります。よく野球のバッターがガムを噛みながら打ちますよね。そうするとホームランを打ったりしますよね。あれは気持ちが落ち着くからだと言われています。噛むことで脳の血流も増えますから、認知症予防にも繋がるという研究結果もありますし、唾液がたくさん出るので、歯周病の予防にも繋がるのではないかと言われています。
住  吉
いいことばかりですね。

「憧れの女性だった森光子さんがテレビでおっしゃっていた、スクワットを真似してやっています。まだ30代ですが」
住  吉
森光子さんがスクワットをやっていらっしゃるのを私も見たことがあります。
森  田
様々な運動の中で、私も一番推奨するのがスクワットですね。健康寿命、介護なく自力で生活をするには、筋力をつけなければいけない。全身の筋肉の70%が下半身にありますから、スクワットは効率よく下半身に筋肉をつけるということでとてもいいですよね。歳をとってくると、どうしてもスクワットができなくなってくるので、椅子につかまって支えながらスクワットするということだけでもいいかなと思います。
住  吉
30代からやっていらっしゃるのでバッチリですね。

「風邪防止に向けて、鼻うがいをやっています。鼻の粘膜についた菌も洗い流せるし、効果はお医者さんも実証済みです。洗ってみると、初めは鼻の中が結構汚れているのがわかります。以前は、季節の変わり目や真冬などで必ずと言っていいほど風邪をひいていましたが、鼻うがいをするようになってから、全くひかなくなりました」
森  田
昔は喉のうがいが主流でしたが、今は鼻うがいが結構流行っていますね。これは真水でなく生理食塩水でやる方がいいと言われています。主に、風邪の予防に効果的と考えられていますが、インフルエンザに関しては、喉のうがいも鼻のうがいもあまり効果がないのではないかと。インフルエンザウイルスは、20分ぐらいで鼻の粘膜や喉の粘膜についてしまうんです。20分ごとにうがいすることはできないじゃないですか。だからそこが難しいかもしれません。ただ、風邪の予防や粘膜を湿気で満たすという意味では非常に効果的だと思います。
住  吉
確かにこの時期、鼻の奥が乾いてしまうと、それでまたくしゃみが出やすくなったりしますからね。
ちなみに、喉についたインフルエンザウイルスはお茶を飲むという予防法がありますが、鼻の奥についた場合の予防法はあるのでしょうか?
森  田
なかなかないんです。
ですから、効果がはっきりはしないですが、こまめに鼻うがいをするということは、悪くはないと思います。
住  吉
できることをやっておきたいですものね。
そして、森田先生の著書『名医が教える 寿命を延ばす恋愛医学』。先ほどクイズ形式で教えていただきましたが、他にもたくさん載っています。扶桑社新書から発売中ですので、ぜひ手に取ってみてください。森田豊さん、ありがとうございました!
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12月26日(木)のゲストは、医師の山西敏朗さんです。次回もどうぞお楽しみに!