第153回 ゆずさん
- 住 吉
- 住吉美紀がお届けしています、TOKYO FM「Blue Ocean」。今日の「Blue Ocean Professional supported by 協会けんぽ 健康サポート」のゲストは、ゆずのお二人です。
- 北川・岩沢
- おはようございます。よろしくお願いします。
- 住 吉
- 昨日、15枚目のオリジナルアルバム『YUZUTOWN』がリリースされたばかりです。アルバムジャケットが今スタジオにあるのですが、可愛い! 細密画風の街が描かれていて、これが「YUZUTOWN」なんですよね。
- 北 川
- そうですね。今回、海外のeBoyというアーティストと一緒に作ったんですけど、僕らの作っているアルバムの曲を聴きながらピクセルアートで作ってもらった架空の街です。色々とモチーフにしている素材はあるんですけど、一応架空の街です。
- 住 吉
- 音楽もゆず色満載の14曲で、タイアップ曲やテレビ、アニメの主題歌も多いので、知っている曲も盛り込まれつつ、YUZUTOWN独自のワールドになっているかなと思うのですが、今回どんなコンセプトで構成したのでしょうか?
- 北 川
- 2018年からちょっとずつ配信シングルやシングルを重ねながらたどり着いたアルバムになったんですけど、2年間ぐらい1曲1曲を丁寧に作ってきて、割とコンセプトなどを持たずに作っていったんですよね。そしたら、曲自体のそれぞれの個性が良い意味で強くなっていて、それを包み込むもの、街って色んな個性を持った人が住んでいるし、個性を持った店、独特な景色とか、そういうものが混在して街になっていて。なので、この個性的な曲たちを包み込む街みたいな、そんな思いで作りました。
- 住 吉
- すごくポップで楽しい、気持ちが上がるアルバムだなと。特に今聴くと、すごく元気になるアルバムですね。
- 北 川
- 作っていた時は、当たり前のことを歌うアルバムにしようと思っていたんですけど、世の中が何となく当たり前のことができなくなっちゃって。僕らの中でも、今回のことでまた別の意味合いを持つアルバムになったなとは思います。
- 住 吉
- ちなみに今回のアルバムで、自分たちにとって新鮮だったり、チャレンジだったということは何かありましたか?
- 北 川
- 『イマサラ』というカレーの曲があるんですけど、今までほとんどそういうインドテイストってやったことがなかったので…。プロデューサーからいきなり「インドで曲を書いてみない?」と提案をもらって。それからまぁ…カレーを食べたり…。
- 岩 沢
- 取材ですよね(笑)。
- 北 川
- 取材が(笑)。カレーを食べたり、インド映画を観たり…だいぶインド色に染まっている時がありましたね。