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第157回 幸田浩子さん

第157回 幸田浩子さん

住  吉
住吉美紀がお届けしています、TOKYO FM「Blue Ocean」。今日の「Blue Ocean Professional supported by 協会けんぽ 健康サポート」のゲストは、オペラ歌手の幸田浩子さんです。
幸  田
おはようございます。
住  吉
幸田浩子さんは、芸大を首席で卒業し、オペラの本場イタリア・ボローニャなどに留学され、ローマ歌劇場といった欧州の主要歌劇場に出演。名門ウィーン・フォルクスオーパーと専属契約するなど、国内外で活躍するオペラ歌手です。
今はどの文化活動も大変な状況で…。オペラの世界でも、日本そして海外のオペラハウスも上演できないという状況にあります。
幸  田
そうですね。コンサートもオペラも全部なくなったんですけれども…今日の朝、嵐が「こうやって手洗いしたらいいですよ」という手洗いソングを流しているのを聴いて、元気が出たんですよね。だから、日々の生活でもっと元気になったり、こうやったら安心するというような、音楽と共にできる活動、どういうことができるかなと。「この曲を歌いながらだったら美味しいランチが作れる」とかね。何か工夫して、そういうことを発信していけたらなと今は思っています。
住  吉
人の声は究極の癒しで、安心しますよね。
幸  田
お家で一緒に歌いながらだったら、それでその人自身も元気になるかなと。
住  吉
オペラは、ヨーロッパ文化から生まれた総合芸術で、主にイタリア語、フランス語、ドイツ語などが多いでしょうか。でも、幸田浩子さんは日本の方で、日本語の素晴らしいオペラもある、ということで、幸田さんが主演した『竹取物語』というオペラがあります。これはまさに、かぐや姫のあの物語がオペラになったんですよね。
その『竹取物語』のアリアも収録されているニューアルバム『このみち ~日本のうたII~』を発表されたばかりです。
幸  田
そうなんです。今年は色々なことの偶然や奇跡が集まって、日本の歌を歌う機会がとても多くて。美しく変化する日本の四季に寄り添う、心ばえをうつす優しい日本の歌を集めたいなと思って、童謡や唱歌も入っているんですけれど、そんなCDを作りました。
住  吉
ここからは、健康や元気の秘密を伺っていきます。身体が楽器で、私はプライベートでも浩子さんとお付き合いさせていただいているので…まあまあ奔放なところと、すごく自分の身体をよく知っていて、「私はこれはこうなの」とか「これはこうしたい」というところは決めているんだなと感じることがあります。 生活習慣や健康のために続けていることでご紹介いただけることは何かありますか?
幸  田
歌うということは、息を吸うこと、息を吐くこととすごく繋がっていると思うんですよね。それは生きていく上でとても大事なことなので、そのことにいつもきちんと敏感でいる、ということは良いことなのではないかなと。皆さんで、息を吸うことによって、身体がどう変わっていくか、どう整うか、というようなことを一緒に考えたり…常にそういうことをしているなと思うんですよね。
住  吉
そうですよね。私はヨガを長くやっているので、呼吸はすごく大事で。実は普段、生活の中で吸える量を全然吸っていないよ、ということを習ったのですが、「深く吸って深く吐く」ということは、意識しないと意外にしていないですよね。
幸  田
そうなんですよね。それで、どういう時にハッとなるか、安心している時やホッとした時にはどんな息になるか、ということは、常に人のことも観察しているような気もするし、自分の身体がどうなっている時に息が浅くなっているとか、深くするにはどうしたら良いのか、というようなことも、日々の生活の中でいつも考えているなという気はします。