第166回 DEPAPEPEさん
- 住 吉
- 住吉美紀がお届けしています、TOKYO FM「Blue Ocean」。今日の「Blue Ocean Professional supported by 協会けんぽ 健康サポート」のゲストは、ギターインストゥルメンタルユニットのDEPAPEPE、代表して三浦拓也さんにリモートでご出演いただきます。
- 三 浦
- おはようございます。よろしくお願いします。
- 住 吉
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今年メジャーデビュー15周年。その記念アルバム『Seek』が昨日リリースされたばかりです。
DEPAPEPEは、徳岡慶也さんと三浦さんのお二人のユニットで、お二人とも神戸のご出身です。6歳違いだそうですが、どういうきっかけでDEPAPEPEが生まれたのでしょうか? - 三 浦
- 神戸にチキンジョージというライブハウスがあるんですけど、そこのアルバイトの先輩後輩という間柄で出会いました。
- 住 吉
- 6歳違うと、兄弟でも意外と話題が合わなかったりすると思うのですが、気が合ったんですね。
- 三 浦
- 性格的にはすごく正反対なんですけど、そこがまたよかったのかなと思いますし、15年続いているのはその6歳差があるからかもしれないなとも思いますね。
- 住 吉
- ほぼ一貫してインストの楽曲を発表され続けてきて、活動を始めた頃に「憧れの姿」などイメージがあったのでしょうか?
- 三 浦
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さっき話したチキンジョージというライブハウスでまだ二人がバイトしていた頃に、J&Bというインストのグループのライブを見たんです。その人たちが演奏している、普段はエレキギター2本とベース、ドラムという編成でやっていたんですけど、たまにアコースティックギター2本でやる時もあって、その演奏スタイルがすごくかっこよくて、こういう風にギターを弾きたいなと憧れてやるようになりました。
それぞれ別々のバンドのギタリストだったんですけど、そのJ&Bのライブを見て、こういう音楽をやろうよということでインストにトライしてみようかと。きっかけになったのがそのJ&Bですね。 - 住 吉
- そんなスタートから、今年メジャーデビュー15周年。アルバム『Seek』には全13曲が収められています。15周年だからこうしようというようなコンセプトや想いが込められているのでしょうか?
- 三 浦
- すごく15年らしいアルバムになったなというのは実感としてあるんです。なぜかというと、実は15年活動してきて一番悩みながら作ったアルバムなんです。活動を続けていくと、その都度その都度新しいことにチャレンジしたいんですけど、アルバムの枚数を重ねていくと「この手法は前にやったな」とか「このサウンドも前にあるよな」と結構やれることが限られてきて、新しいことをするチャレンジをすごく模索して、そこですごく悩んだんです。でも悩んだかいがあって、バラエティに富んだ楽曲がいっぱいできたので、それはすごくよかったなと思います。