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第185回 鈴木杏さん

第185回 鈴木杏さん

住  吉
住吉美紀がお届けしています、TOKYO FM「Blue Ocean」。今日の「Blue Ocean Professional supported by 協会けんぽ 健康サポート」のゲストは、俳優の鈴木杏さんです。
鈴  木
おはようございます。よろしくお願いします。
住  吉
実は、今日から舞台がスタートします。東京芸術劇場 プレイハウス『真夏の夜の夢』。シェイクスピアの有名な作品ですが、登場人物の思惑や恋のお話、コミカルだったり、惚れ薬の話が出てきたり…という、悲劇のシェイクスピアのイメージとは違うファンタジーな感じの素敵な作品です。杏さんがこの作品に参加するのは初めてですか?
鈴  木
初めてです。シェイクスピア自体も『ロミオとジュリエット』以来なので15、6年ぶりです。
住  吉
今回は、シェイクスピアの原作を野田秀樹さんが大胆に潤色されて、演出はシルヴィウ・プルカレーテさん。しかも、設定もずいぶん違って、物語の舞台が創業130年の割烹料理屋「ハナキン」。
鈴  木
はい、全然違うんです。登場人物たちも、「ヘレナ」と「ハーミア」という2人の女の子が出てくるんですけど、「そぼろ」と「ときたまご」という名前になっていて、私がそぼろちゃんの方で、北乃きいちゃんがときたまご。少しずつ設定が違ったり、野田さん特有の言葉遊びがあったり、『ファウスト』に出てくる悪魔のメフィストフェレスが出てきたり、『不思議の国のアリス』の話が混ざってきたり…。シェイクスピアの原作のベースがありつつ、全然違う世界観になっています。
住  吉
プルカレーテさんは、このコロナ禍で日本にいらっしゃることができたんですか?
鈴  木
はい。もちろん海外と日本とで、リモートでもずっと稽古はしていて。
住  吉
最初はリモートだったんですか。
鈴  木
そうです。それで日本に入国されてからも、観察期間として2週間の自主隔離期間があったので、その間もリモートで稽古して、劇場に入ってからの舞台稽古でやっと対面での稽古ができる、という状況でした。「早くプルカレーテさんに会いたい」とみんながみんな思ってやっていました。
住  吉
お芝居は、細かい表情や声色、肉体的なこともあるので、リモートで稽古するというのは難しいんだろうなと想像するのですが…。
鈴  木
そうですね。表情まではなかなか見られないと思うので、それは舞台稽古に入ってからなんですけど、このシーンでこういうことをやりたい、というプルカレーテさんのイメージをまず受け取って、日本チームで時間をいただいて、演出補の方もいらっしゃるので、その人を中心にみんなでアイデアを出し合って、こういうことなのかなと言いながら何となく自分たちでその場面を作ってみて、それを次の日プルカレーテさんにお見せして、また細かく修正が入って…というようなやりとりをしていました。
演出家に言われてそれをそのままやる、というのとはまたちょっと違う、こちらからもアイデアを出しつつ、というやりとりなので、とても大変ですけど面白くもありました。
住  吉
クリエイティブですね。
ここからは、健康や元気の秘密についても伺います。リスナーの方からは、こんなメッセージが届いています。

「4月以降リモートワーク。出勤が減ると同時に、歩く時間が極端に減りました。 何か家を出る理由をつけなくては!と、早起きした朝はネコに会いに公園へ行くようにしました。 在宅ワークでは『メリハリ』が大事だなと感じます。」