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第210回 優木まおみさん

第210回 優木まおみさん

住  吉
住吉美紀がお届けしています、TOKYO FM「Blue Ocean」。今日の「Blue Ocean Professional supported by 協会けんぽ 健康サポート」のゲストは、タレントの優木まおみさんです。
優 木
おはようございます。
住  吉
優木まおみさんはタレント、モデルとして活躍される一方、2013年にご結婚。二児の子育て中のママでいらっしゃいます。
そんな、優木まおみさんが先日出版されたのがピラティス本です。『忙しいならピラティス以外ぜんぶやめていい』。
優 木
エクササイズという意味もそうですし、例えば美容って「ボディクリームを塗る時間がない」とか「ヘアケアする時間がない」とか色々あるじゃないですか。その中で、最低限ピラティスだけやっておけば、体の全体の美容も補える、ということを私はすごく実感していて。例えば、かかとのカサカサがなくなったり、髪の毛のツヤが蘇ってきたり。
住  吉
ピラティスで!?
優 木
ピラティスで。私は実際ピラティスしかやっていないので。時々気が向いたら美容クリームとかも塗りますが、それはプラスアルファという感じで、底上げされる感じがします。
住  吉
番組で何度か「産後うつ」を取り上げてきて、リスナーの方も「今まさに悩んでいる」「過去にそういう状況だった」という方が多いんです。出産後の心と体の変化が、まさにそのピラティスに向き合うきっかけになった、と聞きました。
優 木
そうですね。体も当然あったんですけど、赤ちゃんが1歳ぐらいになるまで、うちは長女も次女も本当に寝なくて。寝不足が続くとマインドがすごく暗くなってくるし、体もちょっと意識して運動しようとか、食べ物に気をつけようと思っても痩せないし、負のスパイラルに入ってきて、「私はいつも家で一人だ…」という気持ちになってきたり、そのイライラの矛先が主人に向いたり…。マイナスに思うことがすごく多くなったので、何かを変える一歩を踏み出したいと思った時に、家の近くにピラティスサロンがあったんですよ。その頃は私も、ヨガとピラティスはどう違うのか、筋肉どうなっているのかとか全然知らなくて、ただ近くにあったので駆け込んだら、そこのインストラクターの方がみんな感じが良くて、「全然できないんです、体も硬いんです…」と言っても、「全然いいんですよ! みんなそうですよ!」と言ってくれたので、「受け入れてもらえた…!」というところからハマっていったんです。
住  吉
肉体の変化はもちろんですが、ピラティスはマインドフルネスが大事なんですよね。
優 木
しなければいけないというわけではなくて、グループレッスンなどで「この筋肉に意識を向けてください。今、頚椎を動かしているので首の方です」と言われると、気持ちがそこに集中しますよね。「帰ったらあれをやらなきゃ…」「今日の夕飯は…」という雑念が飛んでいって、今ここにある自分の体だけに向き合うことで、体もほんのり汗をかいてすっきりするんですけど、レッスンが終わった後に、なんだか今日も色々うまくいく気がする、体がスッキリしたというより心がすっきりした、今日もこれから育児頑張れそう、という前向きな気持ちになっていて。これは何なんだろうと思ったら、動きながらマインドフルネス、つまり瞑想状態に入っていて、自律神経が整っているからなんだなと。坐禅を組んで瞑想しようと思うと、なかなか雑念が取り払われないけれど、無理やりにでも「筋肉!」「骨!」と動いていると、雑念が勝手に消えていくので、“動くマインドフルネス”と言われているんです。しっかり呼吸も取り入れていくので、そういう意味で自律神経を取り戻しているんだなと思いますね。
住  吉
今はどのぐらいの頻度と言いますか、どのように生活に取り入れているのでしょうか?
優 木
私は2年前ぐらいに資格を取って、今インストラクターとして教えているので、そのレッスンだけがピラティスをやる時間になっているんですけど、週3回、プチピラティスと言って、夜にオンラインで15分のレッスンをして、週1回、1時間のレッスン、それと時々、特別に他の時間も入れたりするんですけど、そのくらいです。しっかり向き合うのは週1回ぐらいですね。
住  吉
それでも、やるとやらないでは違うということですよね。
優 木
全然違います。
住  吉
あと、本の中で「1日10分自分ケア」を提案されています。
優 木
そうなんです。“ピラティス以外やめていい”と言ったんですけど、ピラティスは精神集中してやらないと、効かせたい筋肉に効かないので、思ったように体が変わっていかないんです。でもそんな時間はなかなか取れないので、それはスペシャルな時間として時々取って、プラス、ストレッチをしておくとか、テレビを見ながらでも筋膜ローラーでゴロゴロしたり。あと、体のパーツは色々あるので、「今日はかかとのガサガサが結構良くなってきているかも」とか、マッサージしてあげたりすると、触りながら自分の変化に気づけるんですよ。自分の体がちょっと良くなっているとか、今日は調子が悪いなとか、そういう心の声や体の声に気づくための時間を10分くらい取る、ということを意識しています。
住  吉
「必ずこれをしなければ!」というよりは、「今日はこれをしてみようかな」と10分ぐらい体について、心について、自分について考える時間。
優 木
そうです。その10分すらもやる気が起きない時は、それが心の声なので、それを無理やり「私は10分やらなければならない」としてしまうと嫌になってしまいます。「今日はそういう気分ではないんだな。今は私はピラティスをやるモードではないんだな」ということも従って、やらない日はやらない。そうやって自分の意志でねじ曲げて何かをやらなければいけないとしないで、もっと流れるように、自分の生きやすいリズムを探していくということを意識しています。