第234回 尾崎裕哉さん
- 住 吉
- 住吉美紀がお届けしています、TOKYO FM「Blue Ocean」。今日の「Blue Ocean Professional supported by 協会けんぽ 健康サポート」のゲストは、シンガーソングライターの尾崎裕哉さんです。おはようございます。
- 尾 埼
- おはようございます。
- 住 吉
- 尾崎裕哉さんは、2016年に本格的に活動をスタートされていて、昨年、1stアルバム『Golden Hour』をリリースされた際に番組に出演していただきました。その後、1年間どのように過ごされていましたか?
- 尾 埼
- 基本はのんびりしていたんですけど、配信ライブや色々なイベントに出させてもらいました。
- 住 吉
- 私は昨年9月に、尾崎さんも出演されていた、オーケストラとのコンサートを観に行きました。それが私は半年以上振りのライブだったんですよ。本当に涙が出て…。素晴らしい歌声でした。やはり生で聴くと違いますね。
- 尾 埼
- やはり生で音楽を体感するのはいいですよね。
- 住 吉
- 時間が経ってしまいましたが、ありがとうございました!
- 尾 埼
- こちらこそ! ありがとうございました。
- 住 吉
- 今日は、リスナーの皆さんに「おうちランチ」について聞いています。尾崎さんは自炊をされると昨年伺いましたが、最近はまっているメニューはありますか?
- 尾 埼
- ブランチなんですけど、サンドイッチ作りにはまっています。最近は、マクドナルドのエッグマックマフィンを自宅でも作りたいなと思って、スーパーに行って、イングリッシュマフィンと卵、あらびきソーセージ、チーズを買って、家で作っているんですけど、もう店の味そのものです。
- 住 吉
- 美味しそうですね!
- 尾 埼
- 作りながら、色々なテクニックがあるんだなと思ったんですけど…イングリッシュマフィンの焼き加減とか、卵がフライパンにくっつかないように、最初に水を入れておくとか…。
- 住 吉
- すごい! 他に最近よかったサンドイッチはありますか?
- 尾 埼
- 僕、子供の時にアメリカで寮生活をしていたんですけど、その時によくやっていたのが、ピーナッツバターとバナナをサンドする「エルビスサンド」。エルヴィス・プレスリーがお母さんによく作ってもらったサンドイッチです。それを久々に作ってみたら、美味しくて、アメリカに戻った気分になりました。そこから研究を重ねて、バナナに少し火を入れてみたり、シナモンをかけてみたり…。
- 住 吉
- シェフだ!(笑)
- 尾 埼
- ピーナッツバターも色々とあって、アメリカの食材を置いているようなところは、自分でピーナッツバターをクラッシュして作れるスタンドがあるんですよ。なので、そういう自分で作ったピーナッツバターを入れてみたり、千葉の有名なピーナッツバターがあって、それを使ってみたり…そういう色々な組み合わせで楽しんでいます。
- 住 吉
- めちゃくちゃ楽しんでいますね! シンプルな中身ですが、色々なバリエーションを楽しむとずいぶん変わるんですね。
- 尾 埼
- 切り方も大事ですね。
- 住 吉
-
ピーナッツバターが食べたくなりました…!
そして、昨日リリースされました、NEW EP『BEHIND EVERY SMILE』のお話も伺います。尾崎さん作詞・作曲の新曲4曲が収録されているEPです。『Golden Hour』でタッグを組まれたトオミヨウさんが今回もサウンドプロデュースを手掛けていらっしゃいます。今回、どんな作品を作ろうと手掛けましたか? - 尾 埼
- コロナ禍から影響を受けた部分もあるんですけど、僕は人の笑顔に注目して曲を書くことが多くて。でも笑顔って、特に最近は我慢するための笑顔だったり、作り笑顔みたいなこともあるし…。でも人と会えた時に「会えてよかった!」という本当の笑顔だったり、色々な笑顔があるなと。その一つの表情を取っても、その裏側にある感情は無限にあるなということをテーマに、この『BEHIND EVERY SMILE』というタイトルをつけました。割とこのタイトルを基点にして、自分のストックの中でどういう曲を選ぼうかなとアソートして作っていきました。
- 住 吉
- コロナ禍でゆっくりされていたとおっしゃっていましたが、そういうことも制作活動には影響しましたか?
- 尾 埼
- しましたね。それこそ、久々に人に会えるっていいな、というか。隔離されていたからこそ、人のありがたみがすごくわかったし、その時の感情が色々な曲に入っていますね。
- 住 吉
- きっと歌う喜びもまた噛みしめられているでしょうしね。
- 尾 埼
- そうですね。割とライブはできた方だと思うんですけど、それでも人前に立ったり、自分のファンに会ったり、そこでコミュニケーションを取れることは、純粋に嬉しいですよね。